Amazon RDS

Amazon Aurora のストレージに関連するメトリクスを理解する

CI部 佐竹です。 本日は Aurora のストレージについて、特に運用目線で知っておく必要がある CloudWatch メトリクスを解説します。今回は FreeLocalStorage, VolumeBytesUsed, AuroraVolumeBytesLeftTotal について記載しています。

RDS for Oracle の r5 インスタンスクラスでメモリだけを増強できるようになりました

CI部 佐竹です。 本日は、RDS for Oracle の r5 に追加されたメモリ強化インスタンスクラスのアップデートについて記載します。スペックと利用料の一覧表も独自に用意しました。BYOL モデルでのみ利用可能であり、プロセッサライセンスでお困りであった方に…

RDS のコスト最適化手法

CI部 佐竹です。 本日は AWS Database Blog の記翻訳をしながら RDS のコスト最適化について記載します。最後に、翻訳元の記事に記載されていない内容も含め、現在認識している範囲内で現時点での RDS に対するコスト最適化メニューを網羅しました。

【AWS CLI】DBエンジンごとのパラメーターグループの差異を簡単にチェックしてみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 前回、以下のブログを記載しました。 blog.serverworks.co.jp ということで今回は、タイトル通りですが、 DBエンジンごとのパラメーターグループの差異を簡単にチェックするスクリプトを作成したので、ご紹介いたしま…

【AWS CLI】RDSのメジャーアップグレードに伴うパラメーターグループ移行を簡素化してみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに ①現パラメーターGのカスタム値を調査 ①-① デフォルトパラメーターGの値を抽出 ①-② 現パラメーターGの値を抽出 ①-③ 上記2つを比較し、差分を確認 ②新パラメーターGの作成およびカスタム値を反映 ②-①新パラメ…

RDS for MySQL の general_log テーブル が破損する背景と対応

CI部 佐竹です。 本ブログでは、RDS for MySQL で general_log テーブルがクラッシュした場合の対処方法(repair)と、その理由について記載しました。CloudWatch Logs を利用することでクラッシュの回避も可能です。

RDS のリザーブドインスタンス(RI)に関するよくある質問

CI部 佐竹です。 本日は RDS の Reserved DB Instance についてのよくある質問とその回答について記載します。ここ最近 RDS の RI が更新を迎えるエンドユーザ様も多く、RDS の RI に関する質問が増えてきています。本ブログが何かの参考になりましたら幸い…

RDS for Oracle 18c(12.2.0.2) における End of Support タイムライン

CI部佐竹です。 Oracle社が Oracle Database 12.2.0.2 のバージョンにおいてサポートの終了期限を発表したため、それに伴い RDS for Oracle でも同バージョンの提供を終了します。本ブログではこのスケジュールを整理するのが目的となります。

Amazon Aurora で Graviton2 が GA!東京リージョンで一般利用可能になりました

CI部 佐竹です。 今回のブログでは Amazon Aurora で Graviton2 の DB インスタンスクラスが GA (generally available) したことについて記載しています。東京リージョンでも既に利用可能となっています。 合わせてコストメリットについて記載すると共に注意…

【AWS CLI】Amazon RDS クロスリージョン自動バックアップの設定をしてみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、Amazon RDSのクロスリージョン自動バックアップ関連の操作をAWS CLIで実施する方法をブログに記載いたします。 マネジメントコンソールから実施する方法は、以下のブログをご参照いただけますと幸いです。 bl…

Amazon RDS for PostgreSQLでも自動バックアップをクロスリージョンに自動でコピーできるようになりました。

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 昨日のアップデートで、Amazon RDS for PostgreSQLでも自動バックアップをクロスリージョンに自動でコピーできるようになりました。 aws.amazon.com Amazon RDS for PostgreSQLでもと記載している通り、実は、Amazon …

大阪リージョンで Amazon Aurora は利用可能です

CI部 佐竹です。 ちょっとした注意喚起のブログです。 はじめに Aurora は大阪リージョンで利用が可能 リザーブド DB インスタンスは提供されていない 2021年7月追記 まとめ はじめに AWS 大阪リージョンで現在、RDS のマネジメントコンソールのトップに以下…

2020年のAmazon RDSアップデート情報が分かる!「What's new in Amazon RDS」視聴レポート

このセッションでは、Amazon RDS向けにリリースされた様々な新機能が紹介されました。 項目として16項目もありますので、この記事では全体像を記載しようと思います。

Amazon Aurora の dynamic resizing について

SRE部 佐竹です。 2020年10月13日から、Amazon Aurora が dynamic resizing に対応しました。「DROP TABLE 等の操作でデータ削除を実行した場合、その後 Aurora はクラスターボリュームのサイズを縮小します」という機能です。

RDS for Oracleを11gから19cにメジャーアップグレードしてみた

アイマスクを付けて寝るようになってから睡眠の質が良くなった気がしている技術2課の山﨑です 本日は以下の記事の内容に関連した内容で実際にRDS for Oracleを11gから19cにメジャーアップグレードしてみたのでその手順等をご紹介したいと思います。 ※License…

Aurora MySQL の Backtrack でストレージの総量も戻るのか検証する

SRE部 佐竹です。 本ブログでは Aurora MySQL の Backtrack でストレージの総量(ウォーターマーク)も合わせて戻るのか検証してみました。結果的には最大容量は Backtrack の機能によって巻き戻ることがわかりましたので、検証結果と共にお知らせします。

RDS for Oracle を 11.2.0.4 から 19c へアップグレードするためのベストプラクティス

SRE部 佐竹です。 期限が差し迫った RDS for Oracle 11g の EOS (End of support) に関連して記載します。本ブログは、AWS公式のデータベースブログの日本語翻訳記事となります。

【RDS】全DBエンジンごとのパラメーターグループの値を出力してみた。

はじめに こんにちは。SRE2課の福島です。 最近、温泉巡りをしています。 「志村坂上」という駅の近くにある「さやの湯処」が温泉の種類も多く、値段も安かったので、オススメです。 https://www.sayanoyudokoro.co.jp/guide/ 概要 さて今回は、RDSのパラメ…

RDS hardware maintenance scheduled イベントに対応する方法

SRE2課 佐竹です。 RDS のハードウェアメンテナンスイベントに対応する方法を記載します。 はじめに EC2 Instance の場合 RDS DB.Instance の場合 RDS hardware maintenance scheduled イベント通知の詳細 対応方法1 opt-in action 対応方法2 停止⇒起動 対応…

【Cloud Automator】「RDS: DBインスタンスを再起動」アクションを追加しました

DBインスタンスを再起動する機能が、Cloud Automator に追加されました。 「RDS: DBインスタンスを再起動」アクションについて RDS でDBインスタンスを運用中に再起動が必要になった場合、Cloud Automator でそれを自動化するためには「RDS: DBインスタンス…

MySQL5.1のデータベースをRDS for MySQLへ移行

某クラウドで動いていたMySQLをAmazon RDSに移行する案件を担当しました。 その際にとった方法について紹介します。 データベース移行条件 案件開始時に以下の条件が与えられました。 移行元のMySQLのバージョンは5.1 移行対象データベースのストレージエン…

RDS for Oracle 11g(11.2.0.4) と 12c(12.2.0.1) における End of Support タイムライン

SRE2課 佐竹です。 5月に入ってフォーラムに更新がありましたので、それを反映しております。 はじめに Oracle Database のサポート期限について ここまでのポイント 18c, 19c って何? Oracle DB 8i, 9i, 10g, 11g, 12c の最後の文字の意味は? RDS for Ora…

RDS for Oracle 12c Release 2 (12.2) で発生する ORA-28040 を回避する

CS課佐竹です。 久しぶりに Oracle DB(オラクルデータベース) のエラー対応について記載します。 はじめに ORA-28040: 一致する認証プロトコルがありません 回避策 マネジメントコンソールから確認 参考情報 まとめ はじめに 2019年11月20日、以下のリリー…

RDSのDBエンジンのバージョン一覧(2019/11/05時点)

こんにちは、仙台オフィス技術2課の芳賀です。 今回でブログの執筆は3回目ですが、私が仙台オフィスに勤務していることを書いていませんでした。私以外にも仙台オフィスには技術課のメンバーがいますので以後お見知りおきを(^^) 今回、DBのエンジンバージョ…

Amazon AuroraのDB インスタンスクラス変更方法まとめ

CS課佐竹です。 最近暑いので、色が青いRDSでも弄って涼を取ろうと思い、RDSについて記載します。 はじめに Amazon AuroraのDB インスタンスクラス変更方法 1: Modifyパターン 2: Failoverパターン 3: Aurora複製パターン 4: Replicationパターン 5: Cross-r…

RDSを本番環境で停止運用しないほうが良い理由について

CS課佐竹です。 はじめに 何故、RDSを夜間に停止したいのか? 1. 停止機能は検証用の環境向けである 2. 停止、開始に時間がかかる場合がある 3. キャパシティ不足時に対応する手段が限られている キャパシティ不足とは? EC2におけるキャパシティ不足対応 EC…

EC2やRDSのメンテナンス通知をSlackに連携する

PS課佐竹です。 最近「CloudWatchのイベント通知を設定していて良かったな」と思うことがあったので、その内容を紹介させて頂きます。 はじめに メンテナンス通知とは 前準備1:Slackで通知用のメールアドレスを取得する 前準備2:SNSでTopicを作成する Clou…

Oracle RDSでメモリ使用率が常に高くても心配しなくてよい理由

PS課の杉村です。RDSのメモリ使用率が高くて心配になることはないでしょうか。 たとえRDSのメモリ使用率が80%~90%といった高い水準になっていても、それ自体をあまり心配する必要はない、という内容についてご説明します。 CloudWatchを利用するとRDSの各種…

Auroraアップグレードではどのバージョンが当たるのか

PS課の杉村です。先日、Amazon Auroraクラスターをアップグレードした際に少し混乱したことがあるのでTIPSとして記載します。 (本記事中のコンソール画面スクリーンショットは2018年11月現在のもの) どのバージョンがあたるのか そのときの私はマネコンでア…

RDSの過去のイベントを見る方法

PS課の杉村です。ちょっとしたTIPSですがRDSインスタンスやAuroraクラスタの過去のイベント履歴を見る方法についてです。 最近のイベント RDSインスタンスやAuroraクラスタの起動、停止、バックアップ、アップグレードなどはイベント履歴に残ります。RDSやAu…

【RDS Update】最大ストレージサイズが拡張、Multi-AZの停止が可能となりました

少しお久しぶりです。PS課佐竹です。 昔、データベースを保守していた経験から、RDSは興味深いサービスの1つです。 ここ最近、興味深いアップデートが3つありましたのでご紹介いたします。 1. Amazon RDS for Oracle、最大 32TiB のデータベースストレージサ…

RDS for Oracleの初期化パラメータを確認する(sessions,processes,memory_target)

技術4課の渡辺です。 最近、OracleデータベースをRDS for Oracleへ移行する案件を担当することが増えてきました。 そこで「パラメータ何にしましょう?」という話になり、「RDSのデフォルト値ってどうなってるの?」となることが多くあります。 調査対象 DB…

Oracle Instant ClientでRDSへ接続

福岡オフィスの渡辺です。 データベースソフトは数多くありますが、私は今までOracle Databaseを使う経験はありませんでした。 そんな新米Oraclerの私がAmazon RDS for Oracle Database にEC2から接続してみます。 各データベースソフトは、データベースに接…

特定タグのついたEC2/RDSインスタンスだけ操作を禁止したい

プロフェッショナルサービス課の杉村です。 いざやろうとすると、やり方を忘れてしまっていることってよくあります。 今回はそんな物事の中のひとつをご紹介します。 特定のタグがついているEC2・RDSの操作を制限するIAMポリシー 以下のIAMポリシーは、タグ…

Oracle DatabaseをAWSで使う際のクライアントの注意点

「センスがあるね」 人生を全うし終わるまでに言われてみたい言葉ランキング第9位です。 がしかし、「センス」とは何かがわからず、思わず叫びたくなる今日この頃。 代わりに、AWS上で動作させるOracleのライセンスについて書いてみます。 はじめに オンプレ…

VPCのDNS hostnames設定とRDSのエンドポイント名の名前解決の関係

こんにちは。takada@福岡オフィスです。VPCのDNS設定とRDSの名前解決について書きます。 VPCのDNS hostnames設定とは VPCの設定項目の1つです。詳細は、当社の紅林がblogの記事を書いていますので、こちらをご覧ください。以下、AmazonProviedDNSを利用する…

【前準備・実行編】OracleをDMSで移行してみる

こんにちは、技術2課の杉村です。私、築30年ほどの1K・5.5畳のアパートに住んでいるのですが、もう少し広くて新しいところに引っ越したいなという欲が沸いています。しかし引っ越しにはお金もかかるし、時間がかかるので大変です。AWS DMSのように、生活に影…

【事前チェック編】OracleをDMSで移行してみる

こんにちは、技術2課の杉村です。もはや夏本番。真夏日が続きますが、体調はいかがでしょうか。人間の体はマイグレーションしようと思っても替えが無いので、大事にしたいものです。さて今回は、なにかと噂のDatabase Migration Service(以下、DMS)を利用し…

何が違う?DynamoDBとRDS

技術一課の鎌田(兄)です。 春になり、桜が咲きましたね。 今日本で一般的に見られる桜、ソメイヨシノは江戸時代半ばぐらいに出てきた種で、日本古来からの桜といえば、八重桜という桜です。 この2つの桜、桜という名前でこそあれ、花の形は違っていて、花の…

AWS Data PipelineでS3からRDSにデータをロードしてみた

こんにちわ。技術3課のすぎたにです。 入社して半年がたちましたが、次から次へと新しいAWSプロダクトに触れる日々を過ごしております。 そんな中で、今回は AWS Data Pipeline を使うことになりました。 まずは、初めのいっぽ・・・的な例をブログにしてみ…

RDS for SQL ServerをRDS for MySQLと比較してみた VersionUp & Edition編

急にRDS、それもfor SQL Serverについて詳しくなりたいと思った、プロジェクトマネージャーのがんも(佐竹)です。 「前回」に引き続き、RDS for SQL Serverについて深堀していきます。 今回は以下の2点について比較していきます。 メジャーVersionUpについ…

RDS for SQL ServerをRDS for MySQLと比較してみた Multi-AZ編

急にRDS、それもfor SQL Serverについて詳しくなりたいと思った、プロジェクトマネージャーのがんも(佐竹)です。 というのも、RDS for SQL Serverは仕様が特殊な事が多く、RDS for MySQLのように考えて勝負に挑むと 「こ・・・こんなハズではッ・・・!?(…

RDS for SQL ServerでMulti-AZ(Mirroring)を解除する方法

すっかり暑くなってきて、革靴が辛い季節になってきたなと思うがんも(佐竹)です。 本日は、RDS for SQL ServerでMulti-AZを解除する方法をお伝えします! 早速ですが、以下の流れでお伝えします。張り切って参りましょう! はじめに 2016年6月10日 追記 何…

Amazon RDS for MySQLでスロークエリーログを出力させる手順

こんにちは。takada@福岡オフィスです。最近、30分前にやってたことを忘れます。 加齢でしょうか。いいえ、誰でも 記録は大事。そういえば、サーバーワークスでは、魚に記録を付けてもらうことができます。 そう、データべースの運用でもログは大事というこ…

RDS Parameter Groupsのエトセトラ

こんにちは。takadaです。 サーバーワークスの試用期間が終わりました。 長かったような短かったような、壇蜜 濃密な時間を過ごすことができました。 仕事でRDS(mysql)を触る機会が比較的多いのですが、今回は、「おっ」と思ったParameter Groups関連の機能…

AWS CLIでDBパラメータグループをコピーする

こんにちは、サーバーワークス 技術1課の三井です。 ご存知の方も多いとは思いますが、RDSにはスナップショットを異なるリージョンにコピーする機能があります。 予めスナップショットを別リージョンにコピーしておいて、プライマリリージョンが利用不可能に…

AWS re:Invent 2014 新サービス! Amazon Aurora

こんにちは。リージョナルインプリメンテーションの小林です。 re:Invent 2014も2日目に入り、早速、新サービスが発表されましたので、こちらでご紹介いたします。 Amazon Aurora

Amazon RDS for Aurora の費用について

Zabbixおじさんこと、くりゅうです。 なにやらMySQL互換のすごいRDSが発表されたようですね。 【AWS発表】Amazon Aurora - Amazon RDSに費用対効果の高いMySQL互換のデータベースが登場!! 3つのAZを使い6多重のデータ書き込みストレージはSSDベースInnoDBでM…

一時的にMulti-AZにしてフェイルオーバーしたRDSのAvailability Zoneを元にもどす一番簡単な方法(TGI Multi-AZ Pattern)

こんにちは、顔抜きジャーナリストのアカツカです。 私はサーバーワークス東北リージョン担当で、普段はクラウドの恩恵をフルに受けて山形や仙台を中心にリモート勤務をしています。 「クラウドで、東北を、もっと、はたらきやすく。」をモットーに活動して…

Amazon RDS for MySQLのクロスリージョン・リードレプリカを試す

サーバーワークスの新坂です。 RDS for MySQLでクロスリージョン・リードレプリカ機能が発表されましたね。 Amazon Web Servicesブログの記事を見ますと、世界中のリージョンへデータベースをレプリケーションできるようです。すごいですね。クラウドですね…