Cloud Automatorの2023年のリリース内容を振り返ってみた

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サービス開発部のくればやしです。

早いもので、2023年も終わりに近づいてきました。 2023年のCloud Automatorのリリース内容をいくつかとりあげて振り返ってみたいと思います。

Cloud Automatorの開発サイクルは大まかに3ヶ月おきに回っていますので、3ヶ月おきくらいのまとまりで見ていってみたいと思います。

2023年2月前後

まずは、今年2月前後にリリースしたものです。Google Cloudやサーバーレスといった新しい領域にも対象を広げつつ、タグのプレビュー機能といったかゆいところに手が届くような機能アップデートも行っています。

また、Cloud AutomatorのジョブのTerraformでの管理を可能とするTerraform Providerも提供されています。昨今はインフラリソースのIaC化が進んでいますが、これによりCloud Automatorのジョブ構成もコードで管理できるようになりました。

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2023年5月前後

5月前後では、以下のリリースを行いました。利用が広がっているECSのアクションを追加しつつ、ユーザーの削除やIAMロールの更新といったCloud Automatorをより便利にご利用いただけるような改善系のリリースも行いました。

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2023年9月前後

9月前後では、「EC2: インスタンスをすべて停止」と「S3: バケットをバックアップ」の2アクションをリリースしました。前者のアクションでは、これまでCloud Automatorが前提としていた1ジョブ=1AWSアカウント=1リージョンを拡張し、1ジョブ=複数AWSアカウント=複数リージョンを可能としました。地味ですが、内部的なデータ構造を変更する必要があるので、開発的には色々と考えることが多かったように思います。後者のアクションではCloud Automatorでは初めてAWSバックアップをバックエンドとする開発を行いました。

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2023年12月前後

12月前後では、以下のリリースを行いました。主に、ご利用頻度の高い機能の改善系の項目をリリースしました。これらは長いあいだ根強く要望を頂いていた内容なので、今後より便利にCloud Automatorをご利用いただけるものと思います。

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おわりに

以上、2023年のリリース内容を振り返ってみました。これらの他にもバックエンドのインフラのアップデート等も行っていますが、それらはまたどこかで語られることがあるでしょう。

Cloud Automatorでは今後も継続的に開発を行っていきます。今後の開発内容は随時ロードマップのページにアップデートされますので、適宜ご確認いただけますと幸いです。

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