サービス開発部のくればやしです。
今年の7月、EC2インスタンスの止め忘れ防止の方法として、Cloud Automatorの「EC2: インスタンスを停止」アクションを用いる方法を紹介しました。
この方法は、対象のEC2インスタンスに特定のタグを付与する必要がありました。 しかし、開発用のアカウント等で、すべてのインスタンスが夜間は停止する必要があるケースがあると思います。その場合には、新規に追加したインスタンスにタグの付け忘れがあったりすると、結局インスタンスの止め忘れにつながってしまいます。
今回は、タグの付与の必要なく、特定のAWSアカウントのインスタンスをすべて夜間に停止する方法をご紹介します。
Cloud Automatorの「EC2: インスタンスをすべて停止」のジョブを作成
今回は、今年9月にリリースしたCloud Automatorの「EC2: インスタンスをすべて停止」アクションを利用します。このアクションを利用することで、特定のAWSアカウントのインスタンスをすべて夜間に停止できます。
簡単に設定方法をご紹介します。 Cloud Automatorのジョブ作成画面のアクション選択フォームで「EC2: インスタンスをすべて停止」アクションを選択し、
一括停止の対象にしたいAWSアカウントを選択します。
これにより、トリガーの項目で設定したスケジューリングにしたがって、インスタンスをすべて停止できます。 ジョブの作成後に作成されたインスタンスも自動的に対象となります。
おわりに
インスタンスの止め忘れによる課金には十分注意するようにしましょう。 それでは。