はじめに
おなかが痛くてもコーヒーは飲む、近藤恭平です。
AI エージェント、話題ですよね。このブログでは CloudShell を利用して Claude Code を気軽に試す方法について紹介します。Claude Code のセットアップから始め、実際に AWS アカウントの利用状況を調査させるところまで実施します。
注意
これ以降の手順では AWS にログインしているプロファイルの権限が適用されます。リスクの大きい環境下で実施する場合は、事前に RO 権限でログインするなどして、リソースの削除・変更がされないようにしてください。
Claude Code をセットアップする
Bedrock を利用した Claude Code のセットアップの詳細については以下のドキュメントを参照してください。
CloudShell でセッションを立ち上げる
マネジメントコンソール画面左下より「CloudShell」を押下します。

Claude Code をインストールする
$ curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
Bedrock 経由で基盤モデルを使用するための環境変数を設定する
Bedrock を利用するためのフラグ、利用する AWS リージョン、基盤モデル(ID)を設定します。
$ export CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK=1 $ export AWS_REGION=us-east-1 $ export ANTHROPIC_MODEL=global.anthropic.claude-opus-4-5-20251101-v1:0
Claude Code を立ち上げてみる
以下のコマンドで Claude Code を立ち上げます。
$ claude

初回立ち上げ時には上図のように、配色を設定するプロンプトが表示されます。

次に Claude Code を利用する際のセキュリティ上の注意点についてユーザーに確認させるプロンプトが表示されます。
ここまでで Claude Code を Bedrock 経由で使用するための最低限のセットアップが完了しました。
Claude Code の挙動を確認する
ここからは Claude Code の動作について、AWS アカウントの利用状況をレポートさせることにより確認していきましょう。
作業ディレクトリの作成
cc-sandbox というディレクトリを作成し、そこで Claude Code を起動します。特定のディレクトリで初めて claude コマンドを実行する際に、確認のプロンプトが表示されます。「1. Yes, proceed」を選択してください。
$ mkdir cc-sandbox $ cd cc-sandbox $ claude Do you trust the files in this folder? /home/cloudshell-user/cc-sandbox Claude Code may read, write, or execute files contained in this directory. This can pose security risks, so only use files from trusted sources. Learn more ❯ 1. Yes, proceed 2. No, exit
AWS の利用状況についてレポートさせる
Claude Code に以下のユーザープロンプトを渡して実行してみます。
❯ 2025年12月のAWS利用状況について料金面でレポートしてください。aws ce コマンドを実行する際はendのパラメータが排他的であることに注意してください
するといくつか Claude Code から実行する内容について許可を求められるので、内容を確認して Enter を押下していきます(セッション内でコマンドを信頼する際は「t」を押下することで許可の指示の回数を減らすことができます ※)。
※ dangerously-skip-permissions という、毎回ツール仕様の許可の指示を出さずに Claude Code が完全に自律的に動作するオプションも存在します。
主に複数回の AWS CLI の実行の末、最終的に以下のような回答を得ました。
● 2025年12月 AWS利用料金レポート
総額
$213.68 USD
サービス別内訳(料金発生分)
┌────────────────────────────────────┬────────────┐
│ サービス │ 料金 (USD) │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Claude Sonnet 4.5 (Amazon Bedrock) │ $165.64 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ EC2 - Other │ $15.87 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Amazon VPC │ $12.23 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Amazon EC2 Compute │ $9.76 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Amazon Elastic Load Balancing │ $5.83 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Claude Haiku 4.5 (Amazon Bedrock) │ $3.00 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ AWS Key Management Service │ $0.99 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ AWS Secrets Manager │ $0.26 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Amazon ECR │ $0.05 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Amazon S3 │ $0.03 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ AWS X-Ray │ $0.002 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Amazon CloudWatch │ $0.002 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Amazon DynamoDB │ $0.001 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Claude 3.5 Haiku (Amazon Bedrock) │ $0.01 │
├────────────────────────────────────┼────────────┤
│ Amazon SQS │ < $0.01 │
└────────────────────────────────────┴────────────┘
分析
主要コストドライバー:
1. Amazon Bedrock (Claude モデル) - $168.65 (全体の約79%)
- Claude Sonnet 4.5が最大の費用項目
2. EC2関連 - $25.63 (約12%)
- EC2コンピュート + EC2その他
3. ネットワーク関連 - $18.06 (約8%)
- VPC + ELB
無料枠内のサービス:
- CloudFormation, CloudTrail, Glue, Lambda, CloudFront, SNS, Location Service, Managed Grafana, Resilience Hub
推奨事項
- Bedrockの利用が大部分を占めているため、AIモデル利用の最適化を検討することでコスト削減が可能
- EC2インスタンスのサイジング見直しやリザーブドインスタンスの検討
end のパラメータの指定は 排他的 であるため、それを Claude Code に伝えて実行しました(数回実行しましたが、排他的であるという前提でコマンドが実行されなかったため)。
実際に Cost Explorer で 12 月の料金内訳について確認してみると、レポートの内容と相違ないことが確認できました。

CloudShell 環境を削除
検証が完了したら、環境のクリーンアップを実行します。環境が初期化されますので、検証したいことが残っている場合は本ステップはスキップしてください。
「CloudShell」>「アクション」>「削除」>「delete を入力」>「delete」を押下します。

まとめ
Claude Code をなるべく簡単にトライできるように、CloudShell を用いた検証の流れについて紹介しました。ここで紹介した Claude Code を Bedrock 経由で使用するという内容は、Linux のサーバーであれば同様の手順で試すことができます。
ここまで読んでいただきありがとうございました!