サービス開発チームのくればやしです。こちらの記事ではHD-2D版のドラクエⅢをまだプレイできていないとお伝えしていたのですが、我慢できずに先週こっそり購入してしまいました。まだノアニールに来たばかりで序盤ですが、これから楽しんでいきたいと思います😌。
2024年もあと少しになりました。本記事ではCloud Automatorの2024年のリリースをまとめました。
1月 ~ 2月
「EC2: AMIを作成」アクションによって作成したAMIに組織情報タグを付与
「DynamoDB: テーブルをバックアップ」アクションの追加
ジョブと後処理の情報一覧を取得するコマンドラインツール
振り返り
この開発ではCloud Automatorでは初めてCLIツールをリリースすることとなりました。ジョブ情報のインポート・エクスポート機能のように、WebのようなリッチなUIが無くとも機能のご提供が可能な場合に、迅速に機能リリースが可能となるスキームです。今後、さらなる機能追加を行っていき、使い勝手をよくしていきたいと考えています。
3月 ~ 6月
ジョブと後処理をインポートする機能をコマンドラインツールに追加
「RDS(Aurora): 過去のDBクラスタースナップショットをまとめて削除」アクションの追加
「EC2: 過去のAMIとスナップショットをまとめて削除」アクションの追加
振り返り
この開発ではCloud Automatorでは初めて「まとめて削除」系のアクションをリリースしました。AWSではバックアップ関連のオペレーションを中心に、古くなった使わないリソースが残り続けることでAWS利用料が上がっていくことがよくあります。そのような場合にこの「まとめて削除」系アクションをお使い頂くことで、不要なリソースを簡単に削除できます。
これらのアクションはすでに複数のお客様で使用いただいており、コスト削減に貢献できていると好評です。今後もこのようなコスト削減関連の機能を提供し、低コストでのAWSの運用に貢献できればと考えております。
7月 ~ 11月
実行開始日時を指定して実行ログをダウンロード
ジョブワークフローの改善
過去のEBSスナップショットをまとめて削除アクションの追加
「EC2: インスタンスをバックアップ」アクションの追加
振り返り
この開発ではCloud Automatorで広く使われているジョブワークフロー機能の改善を行いました。従来、ジョブの入れ替えやトリガーの編集の手順が煩雑だったのですが、この改善により非常に簡単に編集作業が可能になりました。ワークフロー機能は多くお引き合いいただいているため、今後もより便利にお使い頂けるよう改善を続けていきたいと思います。
まとめ
以上、2024年の開発を振り返ってみました。1年早いなという気もしつつ、振り返ってみると随分昔に開発した記憶だったものが、案外2024年のプロジェクトだったのかと不思議な気持ちになりました。
紅林輝（くればやしあきら）（サービス開発部） 記事一覧
サービス開発部所属。2015年にサーバーワークスにJOIN。クラウドインテグレーション部を経て、現在はCloud Automatorの開発に従事。ドラクエ部。推しナンバーはⅤ、推しモンスターはクックルー。
