「EC2: AMIを作成」アクションで作成されたAMIに、Cloud Automator の組織を特定するためのタグが付与されるようになりました。
背景
複数の Cloud Automator アカウントを使用して同一のAWSアカウントでジョブを実行する場合、作成されたAMIがどの Cloud Automator アカウントのジョブによって作成されたかの特定が困難でした。
これは、AMIの管理を複雑にし、特に複数の Cloud Automator アカウントを使用するユーザーにとって大きな課題となっておりました。
新機能の紹介
今回のリリースによって、「EC2: AMIを作成」アクションで作成されるAMIに、Cloud Automator の組織名やグループ名を含むタグが付与されるようになります。
これにより、ユーザーはAWSマネージメントコンソール上で簡単にAMIの作成元の Cloud Automator アカウントやグループを特定できるようになります。
追加されるタグについて
以下のタグがAMIに付与されます。
- Cloud Automator Organization ID
- ジョブが所属する組織のID
- Cloud Automator Organization Name
- ジョブが所属する組織の名前
- Cloud Automator Group ID
- ジョブが所属するグループのID
- Cloud Automator Group Name
- ジョブが所属するグループの名前
アクションの「スナップショットに同じタグを追加する」オプションを有効にした場合、EBSスナップショットにも上記タグが付与されます。
利用方法
この新機能はデフォルトで有効になっており、特別な設定は必要ありません。
既存のジョブについても、自動的に新しいタグ付けが適用されます。
終わりに
今後のリリース計画については、ロードマップページにて公開しております。
これからもCloud Automatorをよろしくお願いいたします。