CI部の鎌田です。 Directory Serviceをご利用のケースで、Simple ADやMSADをご利用・かつWorkSpacesをご利用の場合に、「ユーザーからWorkSpacesにログインできないのでパスワードリセットの問い合わせを受けることがあるが、ユーザー側でパスワードリセットをできるようにしたい」ということがあるかと思います。
WorkSpacesのクライアントを利用すると、ユーザーでパスワードのリセットが可能なので、こちらの機能をご案内します。 また、管理者の方であればマネジメントコンソールからもパスワードリセットが出来ますので、併せてご案内します。
ユーザーがパスワードをリセットする
Simple ADもしくはMSADをWorkSpacesを利用する際のDirectory Serviceとしてお使いの場合、登録コードを入力後、ユーザー名とパスワードを入れる画面で、「パスワードを忘れた場合」というリンクがあります。 ※AD Connectorをご利用の場合はこのリンクがありません
このリンクをクリックすると、ユーザー名と、ランダムに表示される画像の文字を入力する画面になります。
ここでユーザー名と、画像の文字列を入力して「パスワードの回復」をクリックすると、
ユーザーに設定されているメールアドレス宛に、AWSからパスワードリセットの案内メールが届きます。 「パスワードをリセットする」のリンクをクリックしてみましょう。
ブラウザが開いてリセット用のパスワードを入力する画面になります。 新しいパスワードを入力して「パスワードのリセット」をクリックすれば、パスワードがリセットされます。
管理者がユーザーのパスワードをリセットする
管理者がユーザーのパスワードをリセットする場合は、AWSのマネジメントコンソールから可能です。 マネジメントコンソールでDirectory Serviceのページを開き、ご自身のDirectoryのページを開きます。
右上の「ユーザーパスワードのリセット」をクリックします。 「ユーザーパスワードのリセット」というポップアップが表示されるので、必要な情報を入力して、「パスワードのリセット」をクリックします。
パスワードのリセットが出来ると、「正常にリセットされました」の表示がされます。
まとめ
Directory Serviceをご利用のケースで、Simple ADやMSADをご利用・かつWorkSpacesをご利用の場合に、パスワードをリセットする方法をご紹介しました。 どちらも便利にお使いいただける機能ですので、ご活用ください!