【re:Invent 2025】【体験記】AWSワークショップに参加してみた!メリットと正直な感想(首が痛い...)

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皆さんこんにちは、EC本部の手嶋です。 現在、ラスベガスで開催されている AWS re:Invent 2025 に参加しています。

先日、AWSが開催するワークショップに参加してきました。 これから参加を検討している方向けに、実際の形式や良かった点、そして意外と見落としがちな「物理的な落とし穴」について共有します。

ワークショップの形式

まず、ワークショップのスタイルについてです。 講義形式のように「講師が前に立って手取り足取り教えて回るスタイル」を想像していたのですが、

  1. 基本は自習スタイル: 開始時に専用コードが提供され、それを専用サイトに入力して「ラボ環境」にアクセスします。
  2. テキストはWeb: 教科書的なガイドもChromeなどのブラウザでWebサイトを見ながら進めます。(英語がわからなくても翻訳機能が利用できます!)
  3. 講師の役割: 基本的に進行を見守り、こちらから疑問点があればその場で質問に行くというスタイルでした。

自分のペースで進められるので、黙々と作業したいタイプの人には合っている形式だと思います。

参加して良かった点(メリット)

実際に参加してみて感じたメリットは以下の通りです。特に「検証環境」の安心感は大きかったです。

1. お金を気にせずAWSを触り放題

個人的に一番のメリットはこれでした。 AWSから専用のラボ環境が提供されるため、自分のAWSアカウントの利用料金を一切気にする必要がありません。 「検証後にリソースを消し忘れて高額請求…」という恐怖から解放され、純粋に技術検証に没頭できました。

2. シナリオに沿った体系的な学習

ガイドに沿って進めることで、実務に近いシナリオを体系的に学ぶことができます。独学だと断片的な知識になりがちですが、ワークショップなら一連の流れを掴みやすいです。

3. その場でプロに質問できる

基本は自習形式ですが、講師の方は会場にいます。詰まったときや、関連する疑問が浮かんだときに、その場ですぐにAWSの有識者に質問できる環境は贅沢でした。

4. その他(環境・特典)

  • 充電環境: デスクで作業しながら充電できるため、バッテリーの心配はありません(充電器の持参となります)。
  • 限定ステッカー: ワークショップ参加者限定のステッカーが貰えました!PCに貼るステッカーを集めている人には嬉しい特典です。

正直イマイチだった点(主に物理的負荷)

内容は素晴らしかったのですが、作業環境(物理)に関しては覚悟が必要だと感じました。

1. 画面が狭すぎる問題

普段、オフィスや自宅でデュアルモニター(サブモニターあり)で作業しているエンジニアの方は要注意です。 ワークショップは基本的にラップトップ1台での作業になります。 「ガイドのWebページ」と「AWSマネジメントコンソール」を行き来しながら作業するため、画面の狭さにかなりストレスを感じました。ウィンドウの切り替えだけで結構な時間を食います。

私の参加したシナリオでは複数端末へのリモートデスクトップ(RDP)接続が必要になり、画面は以下のようになってしまいました。

ワークショップ実施時の作業画面
ワークショップ実施時の作業画面

2. 首・腰へのダメージが深刻

これが一番伝えたかったことかもしれません。 「合わない椅子」「合わない机」「視線を下げるノートPC」という三重苦が襲いかかってきます。

  • 開始30分経過時点:すでに首に痛みが発生
  • 終了時(約2時間後):首、腰、肩がバキバキに

普段、モニターアームや高機能チェア、トラックボールマウスに守られている身体には、会議室の椅子での2時間作業は過酷でした…。

総括

「気になるシナリオがあれば、ぜひ参加すべき!」

物理的な辛さはありましたが、それを補って余りある学習効果はあると思います。 また、制限時間内にシナリオをこなすことで、「グローバル基準で自分の作業スピードや理解度がどのくらいの位置にいるのか」を測る良い物差しにもなりました。

参加する方へのアドバイス

内容は素晴らしいですが、身体への負担を減らす工夫は必要かもしれません。

  • 可能ならPCスタンドを持参して目線を上げる
  • 適度にストレッチを挟む
  • ウィンドウ切り替えのショートカットを駆使する
  • モバイルモニターを持参する

これから参加される方の参考になれば幸いです!

他にもre:Invent 関連のブログを書いているのでぜひそちらもご覧ください!

blog.serverworks.co.jp

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手嶋 凌一朗 (記事一覧)

エンタープライズクラウド部・クラウドリライアビリティ課

書きたい心はあるんです。

趣味はテニスと釣り