1. はじめに
こんにちは、サーバーワークス橋本です。 Amazon Connectについてプロジェクトを通して学習を進めていますが、 学べば学ぶほど新しい発見があります。
Amazon Connectで電話番号を発行した後、「保守やトラブルシューティングのためにキャリア(通信事業者)を知りたい」という場面があります。 しかし、AWSサポートに問い合わせても「直接の回答は難しい」と言われるのが一般的です。

今回は、自力でキャリアを確認する方法と、その際の落とし穴について解説します。
2. 基本的な確認方法:総務省の公開情報を活用する
- 日本の電話番号割当状況は総務省の以下の公式サイトを表示する。 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/tel_number/number_shitei.html
- 該当ページから、調べたい番号の種類に応じたファイル(PDF/Excel)を開きます。
- 050番号の場合: 「6. 特定IP電話番号(050)」を参照。
- 03などの市外局番の場合: 「固定電話の電話番号」セクションにある各市外局番のファイルを参照。
- 番号のプレフィックス(上数桁)から、指定を受けている事業者を特定する。
※画像は050の場合の一部抜粋
3. 注意点:ナンバーポータビリティの影響
03や050番号:
AWS から払い出される番号としては、LNP(Local Number Portability:固定電話の番号持ち運び)が行われないため、総務省のリストにある事業者がそのままキャリアである確率が高いです。
0120 / 0800番号:
これらの番号は事業者間で番号を移行できる仕組みがあるため、総務省のリストに記載されている事業者が現在のキャリアとは異なる場合があります。
例えば、元々はNTTに割り当てられた0120番号を、KDDIが譲り受けて(ポータビリティして)Amazon Connect向けに提供している、といったケースがあります。
そのため、総務省のサイトで「NTT」と書いてあっても、実際には「KDDI」経由で提供されている…というケースがあります。
そのため、フリーダイヤルの場合は総務省のサイトの結果はあくまで「初期の割当先」として参考程度に留めるのが安全です。

4. まとめ
- 基本的には総務省の公式サイトで確認は出来ます。
- ただし、フリーダイヤル等は事業者間での移行があるため、リスト上の表記と実態が異なる場合があります。
- 特定のキャリアを希望して新規発行したい場合は、事前にAWSサポートへ「〇〇キャリアでの発行は可能か」と具体的に相談してみるのが一番確実です。
以上、この記事がAmazon Connect導入検討中の方の参考になれば幸いです!