Amazon Route 53

【やってみた】Sorryページを「Route53 フェイルオーバールーティング」で実装してみた

こんにちは。ES課で研修中の田原です。 以前にSorryページの構成検討を考えるブログを執筆しましたが、 今回はその中でも一般的な構成である「Route53 フェイルオーバールーティング」の実装方法をこちらでご紹介致します。 ※2024/10時点の構築手順となりま…

AWSにおけるSorryページ構成について考えてみた

こんにちは。ES課で研修中の田原です。 研修中にAWSでSorryページをどのように構成するのが適切なのかを考える機会があり、 AWSで実装するSorryページ構成は奥が深いと感じましたので、その内容を共有できればと思います。 Sorryページとは? 検討の前提 と …

AWS環境へのサイバー攻撃とその対策について

こんにちは!イーゴリです。下記の記事の続きになるので、最初に必ず下記の記事をご覧ください。 パート1: セキュアなAWS環境の設計についての解説 blog.serverworks.co.jp パート2: AWS環境のセキュリティ対策についての解説 blog.serverworks.co.jp インタ…

【Amazon Route 53】DNSSECの有効化手順、DNSSECのメリット・デメリットについての解説

こんにちは!イーゴリです。 DNSの脆弱性 DNSの通信は非暗号である DNSSECが守ってくれる攻撃パターン (キャッシュポイズニング攻撃) DNSSECとは DNSSEC導入のメリット DNSSEC導入のデメリット Amazon Route 53でDNSSECの有効化 DNSSECの有効化前の状態の確…

AWS アカウント間のホストゾーン移行とちょっとしたコツ

こんにちは、末廣です。 本ブログは Route53 のホストゾーンを別の AWS アカウントへ移行する手順を公式ドキュメントに沿って実際行ったものをまとめたものとなります。 基本的にはドキュメント通りに進めることで問題なく移行できたのですが、レコードファ…

Route 53 Resolver DNS Firewall で疑似的にSMTP通信を制御してみた

エンタープライズクラウド部の山下(祐)です。 私事で大変恐縮ですが、本日5月12日は私の誕生日です。皆様、誕生日はどのように過ごされますでしょうか。 家族や恋人・友人と一緒にお祝いしたり、プレゼントを買いに行ったり…。色々な過ごし方があるとは思い…

Amazon Route53の名前解決機能を整理してみる

こんにちは。技術2課の加藤ゆです。 最近アレルギー検査をしたら、スギ・ヒノキ・ハンノキ・シラカバが陽性だと判明しました。 あと猫も・・かなしい。断トツでバチバチに陽性だったのはダニ・ハウスダストです。 さて、今回はAmazon Route53の名前解決機能…

AWS環境でオンプレミスDNSを使える方法 (Route 53 Resolver アウトバウンドエンドポイント)

こんにちは!イーゴリです。 今回の記事ではAWS環境で、DX/VPN経由でオンプレミス環境にあるDNSサーバーのDNSの名前解決をする方法をご紹介致します。 構成図 前提条件 アウトバウンドエンドポイント用のセキュリティグループの作成 Amazon Route 53 Resolve…

【Amazon Route53】外部ドメインサービスで取得したドメインをRoute53に設定する方法

こんにちは!イーゴリです。 Route53を使う時はRoute53でドメインを購入したほうが便利ですが、場合によっては外部ドメインサービスで取得したドメインをRoute53に設定しないといけないパターンもありますので、今日は外部ドメインサービスで取得したドメイ…

【Route53】ドメインの手動更新

Amazon Route53で取得したドメインの手動更新の方法を紹介してみます。

「VPC内のDNS属性」の「DNS ホスト名」とRoute 53 Resolver の関係とその解釈

前置き こんにちは。Google Pixel Fold に興味があるが、ポチるか迷い中のエンタープライズクラウド部技術2課の三好です。 さて、迷うと言えばVPCを設定するときに「VPC内のDNS属性」についてどう設定していいか迷ったことはないでしょうか? 「VPC内のDNS…

【Route53】Zone Apex と CNAME とエイリアスレコードについて整理する

コーヒーが好きな木谷映見です。 AWS の DNS サービスである Amazon Route 53 では、AWS サービスの DNS 名をドメイン名に紐付けるためのエイリアスレコードというものがあります。 過去に弊社ブログでも何度か記事になっているのですが、なかなか腹落ちが難…

【Amazon Route 53】注意点:既存のDNSサブドメインを委任する

こんにちは!イーゴリです。 下記の記事では、DNSのサブドメインの委任する方法をご紹介しましたが、今回の記事では、既存サブドメインを別のAWSアカウントに移行されたい場合、注意点をご紹介したいと思います。 ※今回の例としてはAmazon Route 53となりま…

【プレビュー】Amazon Route 53 Application Recovery Controller zonal shift が発表になりました

こんにちわ。こんばんわ。CI部の佐藤です。 re:invent 2022で発表になった Amazon Route 53 Application Recovery Controller zonal shift について使ってみたので簡単に紹介したいと思います。 なお、本サービスは2022年12月1日時点でプレビューとなります…

Amazon Route 53のレコードをバックアップする方法

こんにちは!イーゴリです。 本番環境のAmazon Route 53で大きな変更作業を行う時にバックアップを取得していますでしょうか。 もし作業がうまく行かなかった場合、切り戻し手順はありますでしょうか。 そういう時にAmazon Route 53のバックアップを取得して…

【Amazon Route 53】CLIで複数レコードを追加する方法

こんにちは!イーゴリです。 DNSに大量のレコードを追加したい時にスクリプト化したり、コマンドで複数のレコードを追加したりしたいですよね。 もちろん、AWSのCLIを使えば、Amazon Route 53 にリソースレコードセットを作成することができますが、大量DNS…

Amazon Route 53でCNAMEレコードの登録時に、エラーが発生する場合

こんにちは!イーゴリです。 「Amazon Route 53でCNAMEレコードを登録する時、エラーが発生する場合、どうすれば良いか」という記事をご紹介致します。 エラー内容 パターン 1 パターン 2 CNAMEの理解 エラーが発生する理由(CNAMEの制約) CNAMEレコードは…

オンプレミスネットワークでAmazon Route 53を使える方法 (Route 53 Resolver インバウンドエンドポイントの構築手順)

こんにちは!イーゴリです。 本日の記事ではオンプレミス環境にあるサーバー/端末からDX/VPNなどを経由してAWS環境にあるRoute 53でDNS名前解決をする方法をご紹介致します。 下記の図の通り、プライベートホストゾーンのRoute 53の作成とResolver インバウ…

Amazon Route 53 をサブドメインの委任先DNSサーバーとして利用

こんにちは、クラウドインテグレーション2部 技術1課 宮形 です。 最近、サブドメインについて調べて理解を深める機会があったので、本BLOGにて紹介します。 とある社内からの相談は「すでに(AWS以外で)ドメイン取得とDNSサーバーを運用している状態から、サ…

【Route 53】パブリックおよびプライベートホストゾーンのクエリログの違いについて

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 補足 ゾーン種別による違い 設定方法以外の違い 補足 設定方法の違い パブリックホストゾーンの場合 プライベートホストゾーンの場合 まとめ 参考情報 はじめに Route 53では、パブリックおよびプライベート…

【AWS CLI】Route 53の情報出力編

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 利用するコマンド,サブコマンド <command> <subcommand> ホストゾーンの一覧 レコードの一覧 全ホストゾーンのレコード一覧 おまけ 終わりに はじめに 今回は、Route53 関連の情報を取得する方法をご紹介いたします。 利用するコ</subcommand></command>…

【AWS CLI】【Route 53】委任セットを使って、サブドメインを委任してみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 利用するコマンド,サブコマンド <command> <subcommand> やること 手順 アカウントBに対する操作実施 ①委任セットの作成 ②委任セットの確認 ③委任セットを使ったホストゾーンの作成 アカウントAに対する操作 ④NSレコードの登録の</subcommand></command>…

【Route 53】ドメインを委任する際に便利な委任セットについて

はじめに 委任セットとは 委任セットを使うメリット 例えば 委任セットを使わない場合 委任セットを使う場合 補足 終わりに はじめに こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、ドメインを委任する際に便利な委任セットについて、ブログに記載いたしま…

【Amazon Route 53】サブドメインの権限を委譲する方法

こんにちは!技術4課のイーゴリです。 本件の記事では、サブドメインを別のホストゾーンに権限委譲する方法をご紹介させて頂きます。 なお、今回の記事の例としてAmazon Route 53を使用しますが、Amazon Route 53でなくても、方法は変わりません。但し、対象…

某大手検索サイトの欧州経済領域でのサービス提供不可についてエンジニア視点からの見解

みなさんこんにちは。 最近話題となっている某大手検索サイトの欧州経済領域でのサービス提供不可のニュースについての背景と、エンジニア視点を簡単にまとめてみました。 背景について GDPR(一般データ保護規則) GDPR(一般データ保護規則)とは なぜGDPRが話…

NamecheapからAmazon Route 53へドメインを移管してみた

はじめまして。SRE2課の山田(彩)です。 年末年始は「検証で必要だから…」と、ついつい新しいドメインを取得してしまいますよね。 皆さんも、そんなドメインをいくつかお持ちだと思います。 今回は、Namecheapという海外のレジストラで取得したドメインをAmaz…

プライベート API Gateway にカスタムドメインを設定したい

はじめに こんにちは。アプリケーションサービス部の保田(ほだ)です。 最近二度寝にハマっています。安心して二度寝するために一度目は5時ぐらいに起きるのがポイントです。 そんな訳で今回はプライベート API に何とかしてカスタムドメインを割り当てる方…

Amazon Route 53を利用して新規ドメインを登録する手順

当エントリーでは、新規ドメインをAmazon Route 53を利用して登録(=取得)する手順と簡易的な動作確認方法についてご紹介します。 手順 AWSマネジメントコンソールの画面は、執筆時点のものとなり、一部描画が異なる場合がある点ご注意ください。 (20230929追…