【CloudFormation/SAM】既存のLambda関数を AWS::Serverless::Function としてインポートする

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サービス開発部兼ドラクエ部のくればやしです。

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はじめに

AWS LambdaのLambda関数のCloudFormationのリソースは AWS::Lambda::Function ですが、AWS SAMでLambda関数をデプロイする場合は基本的に AWS::Serverless::Function リソースとしてデプロイすると思います。

AWS::Serverless::Function を用いることで、Lambda関数に紐づくイベントソースやIAMロールをまとめてその中に定義出来ることに加え、Lambdaのソースコードをローカルパスの指定でデプロイできたりと、記述と運用が非常に簡単になるメリットがあります。

既存のAWSリソースをCloudFormation(SAM)で管理する場合、大きく以下の2つの方法が選択肢となります。

  1. SAMでデプロイし直す
  2. 既存のリソースをSAMにインポートする

どちらを採用するかはプロジェクトの要件次第だと思いますが、本記事では「2. 既存のリソースをSAMにインポートする」が採用された場合に、既存のLambda関数をAWS::Serverless::Function としてインポートする方法を解説します。

インポートの方法

要点

  • マネジメントコンソールではなく、AWS CLIからインポートする
  • 既存リソースと論理IDとの紐づけのファイルには AWS::Lambda::Function を記載する

詳細

まず、既存のリソースに合わせた AWS::Serverless::Function のあるSAM用のテンプレートファイルを準備します。

通常の手順でインポートを進めようとする場合、マネジメントコンソールから 既存のリソースを使用(リソースをインポート) を選択することとなると思います。

ところが、そのままインポートを進めようとすると、以下のように Resource Type [AWS::Serverless::Functions] are not supported for import エラーが表示されます。

以下記事に記載されているように AWS::Serverless::関連のリソースをインポートするには AWS CLI でしかインポートしないようなので、AWS CLIでインポート作業を進めるようにします。

トランスフォームを使用するテンプレートのエラーを解決するには、AWS CloudFormation コンソールの代わりに AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) を使用してください。AWS CLI では、create-change-set CloudFormation コマンド用にインポートされたリソースを明示的に提供する必要があります。

repost.aws

AWS CLIの create-change-set を使うこととなりますが、実行時に既存リソースとテンプレートの論理IDとの紐づけのJSONファイルが必要なので、準備します。

例えば、以下のように AWS::Serverless::Function リソースとして準備して、コマンドを実行すると、

[
    {
        "ResourceType": "AWS::Serverless::Function",
        "LogicalResourceId":"xxxxxx",
        "ResourceIdentifier": {
            "FunctionName":xxxxx"
        }
    },
    {
        "ResourceType": "AWS::IAM::Role",
        "LogicalResourceId": "xxxxx",
        "ResourceIdentifier": {
            "RoleName": "xxxxx"
        }
    }
]
aws cloudformation create-change-set  --stack-name xxxxx  --change-set-name xxxx --change-set-type IMPORT --template-body file://xxxxxx.yaml --resources-to-import file://xxxxxxx.json --capabilities CAPABILITY_NAMED_IAM  --region us-east-1

変更セットの作成には成功します、しかし、変更セットのステータスは FAILED となり、以下のエラーとなります。

ResourceTypes [AWS::Serverless::Function] are not supported for Import

これを回避するにはテンプレートファイルには AWS::Serverless::Function を定義しますが、リソースの紐づけのファイルの方は AWS::Lambda::Functions として定義しておく必要があります。

[
    {
        "ResourceType": "AWS::Lambda::Function",
        "LogicalResourceId":"xxxxx",
        "ResourceIdentifier": {
            "FunctionName":"xxxx"
        }
    },
    {
        "ResourceType": "AWS::IAM::Role",
        "LogicalResourceId": "xxxx",
        "ResourceIdentifier": {
            "RoleName": "xxxxx"
        }
    }
]

おわりに

今回、既存のLambda関数をAWS::Serverless::Function としてインポートする方法を解説しました。どなたかの一助になれば幸いです。

参考

docs.aws.amazon.com

blog.serverworks.co.jp

紅林輝(くればやしあきら)(サービス開発部) 記事一覧

サービス開発部所属。2015年にサーバーワークスにJOIN。クラウドインテグレーション部を経て、現在はCloud Automatorの開発に従事。ドラクエ部。推しナンバーはⅤ、推しモンスターはクックルー。