カスタマーサクセス部 佐竹です。
AWS Certified: SAP on AWS - Specialty Beta の結果が出たので共有ブログとなります!
結果(合否)
合格できていました!以下がスコアです。
750点が合格ラインで、772点でしたのでギリギリだったかと思います。ですが、ギリギリでも合格できてありがたいです。
また、ベータ試験で合格すると、GA した本試験での合格と判定されますため、上画像の結果には Beta の文字がありませんね。
なお CertMetrics で確認したところ、「有効な認定」に記載された「再認定猶予期限」は 2025-04-06
となっていました。
全冠は14冠に?
現在私が取得している AWS の資格試験の一覧です。最下部に「AWS Certified: SAP on AWS - Specialty」が追加されました。
また上画像から左端を抜き出して以下の通りテーブルにしてみました。現在までに、AWS では 14 の資格試験が存在しています。
# | 資格試験名 |
---|---|
Associate | |
1 | AWS Certified Developer - Associate (DVA) |
2 | AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA) |
3 | AWS Certified SysOps Administrator - Associate (SOA) |
Foundational | |
4 | AWS Certified Cloud Practitioner (CLF) |
Professional | |
5 | AWS Certified DevOps Engineer - Professional (DOP) |
6 | AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP) |
Specialty | |
7 | AWS Certified Advanced Networking - Specialty (ANS) |
8 | AWS Certified Alexa Skill Builder - Specialty (Retired) (AXS) |
9 | AWS Certified Big Data - Specialty (Retired) (BDS) |
10 | AWS Certified Data Analytics - Specialty (DAS) |
11 | AWS Certified Database - Specialty (DBS) |
12 | AWS Certified Machine Learning - Specialty (MLS) |
13 | AWS Certified Security - Specialty (SCS) |
14 | AWS Certified: SAP on AWS - Specialty (PAS) |
ただし、このうち2つは「リタイア」した資格試験であり、現在は受験頂けません。よって今から全資格に合格しても12冠が限界となります。
このため、AWS 資格14冠の人は「それだけ業界歴が長いんだな~」と思われることになります。
AWS Certified: SAP on AWS - Specialty とは
AWS Certified: SAP on AWS - Specialty (AWS 認定 SAP on AWS - 専門知識)は AWS の14個目の資格として登場した試験です。
2021年末に発表された当時は、2021年11月22日 から2022年1月11日まではベータ試験として半額($150 ※日本円では16,500円(税込み))で提供されていました。
この試験を正月明けに受験した結果をまとめたブログが以下になります。
ベータ試験がどのようなもので、私がどのような試験準備をしたのか興味がある方は上記ブログも合わせてご覧ください。試験対策にも役立つと思われます。
なお、GA となった SAP on AWS - Specialty 試験は、以下のスケジュールで今後受験が可能です。
- 登録開始日 2022 年 4 月 7 日
- 試験開始日 2022 年 4 月 26 日
詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。
デジタルバッジ
AWS の資格試験に合格すると、デジタルバッジが credly
にて発行されます。以下が今回の資格試験の合格を証明するバッジの URL で、誰にでもご覧いただけます。
今回の試験から何故かバッジに色がつきました。かっこいぃですね。
credly のデジタルバッジ内にも有効期限が表示されています。
Verify を押下することで、取得されたバッジが有効なものなのか検証してくれます。
ちなみに、合否が出たことに気付けたのは credly から来た上画像のメールが届いたためです。
不合格だとこのメールは来ないのですが、合格していたために無事にバッジ発行がされてすぐに気付けました。
特典
AWS の資格試験に合格すると様々な特典が得られます。
上記ブログも是非合わせてご覧ください。
なお、現在は無料模擬試験の特典は終了しております。これは、AWS Skill Builder で模擬試験が無料で受けられるようになったためです。
最後に
試験当日のことを思い出すと、一番記憶に残っているのは試験当時「日本では提供されておらず使えないインスタンスタイプ」が試験に出たことですね。
以下の一覧に SAP 対応のインスタンスタイプがまとまっておりますが、この中でも特に metal
のインスタンスは2022年4月現在もなお日本のリージョンでは使えませんため、このあたりの質問は東京リージョンをメインにする日本のベンダーには少し辛い問題になっていたなと感じました。
今後どのような資格試験が登場するのかわかりませんが、興味があるものは1つずつ順に受けて行けたらなと考えています。
それでは、またお会いしましょう。
佐竹 陽一 (Yoichi Satake) エンジニアブログの記事一覧はコチラ
マネージドサービス部所属。AWS資格全冠。2010年1月からAWSを利用してきています。2021-2022 AWS Ambassadors/2023-2024 Japan AWS Top Engineers/2020-2024 All Certifications Engineers。AWSのコスト削減、最適化を得意としています。