【毎日AWS #175 トークスクリプト】【AWSアップデート 4/6】AWS Systems ManagerのRun Commandログの利便性が向上ト 他5件 【AWS Systems Manager Run Command now displays more logs and enables log download from the console】

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はじめに

こんにちは!毎日AWS水曜日担当の福島です!  AWS CLIが好きです!
今回は、4/6 放送の 「毎日 AWS #175」  のトークスクリプトを公開いたします。


良ければ、各メディアで公開してる放送も見ていただけると嬉しいです!

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では、さっそく最新1日のアップデートを見ていきましょう。
今回は 4/6 、6件のアップデートがありました。

トークスクリプト

①AWS Systems ManagerのRun Commandログの利便性が向上

AWS SystemsManagerの一機能であるRunCommandてすが、 このRunCommandを使うことでリモートから安全にマネージドインスタンスの設定を管理できます。

今回は、このRunCommandのログの利便性が向上したというアップデートになります。

具体的には、出力ログ最大文字数が2,500文字から24,000文字に増加したり、 出力ログとエラーログを別々に表示できたり、 コンソールから直接テキストファイルとしてダウンロードできるようになりました。

今までは、ログの量が多い場合、Amazon S3またはAmazon CloudWatchコンソールから ログの表示やダウンロードを行っていましたが、今回のアップデートでそれが不要になり、 迅速にトラブルシューティングできるようになりました。

RunCommandのログを見る機会がありましたら、この利便性の向上を体感してみてください。

②Amazon WorkSpacesでWebカメラの利用が一般提供開始

マネージドな仮想デスクトップサービス Amazon WorkSpaces 今回はこのAmazon WorkSpacesでWebカメラの利用が一般提供開始されたというアップデートになります。

Webカメラを利用する条件についてですが、大きく2つあります。

まず1つ目がWSPプロトコルを使う必要があります。 WorkSpacesには、PC over IP、略して、PCoIPと WorkSpaces Streaming Protocol、略して、WSPと 呼ばれる2つのプロトコルが利用できるのですが、 後者のWSPでのみ、Webカメラを利用できます。

2つ目がWorkSpacesクライアントのバージョンが3.1.5以降である必要があります。 また、WorkSpacesクライアントを導入する端末がWindowsの場合、 端末は、Windows10バージョン1607以降である必要があります。

Webカメラは、追加料金なしで利用できるため、 WorkSpaces使っている方は、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

③Amazon WorkSpacesは、macOS用のWorkSpacesクライアントでスマートカードをサポート

これも、WorkSpaces関連のアップデートになります。 CommonAccess Card(CAC)およびPersonal Identity Verification(PIV)スマートカードがmacOS用のWorkSpacesクライアントで利用できるようになりましたというアップデートになります。

Windows用のWorkSpacesクライアントでは既にスマートカードの利用ができていたので、 今回のアップデートでMacOS用のWorkSpacesクライアントでもスマートカードが利用できるようになったということです。

スマートカードは、セッション前認証とセッション内認証で利用できます。

セッション前認証とは、WorkSpaces にログインする際に実行されるスマートカード認証で セッション内認証とは、WorkSpaces にログイン後に実行されるスマートカード認証になります。

例えば、ユーザーが Linux WorkSpaceを使っている場合、 sudoコマンドを実行時にスマートカードの認証を必要にすることができます。

WorkSpacesをセキュアに利用できますので、スマートカード認証、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

④Amazon SageMaker PipelinesがAmazon EventBridgeと統合

機械学習(ML)向けのCI/CDサービスであるAmazon SageMaker Pipelines 今回は、このAmazon SageMaker PipelinesがAmazon EventBridgeと統合されたというアップデートになります。

このアップデートにより、任意のイベントまたはスケジュールに基づいて、 Amazon SageMaker Pipelinesを実行できるようになりました。

たとえば、トレーニングデータセットを含む新しいファイルがAmazon S3バケットにアップロードされたときであったり、 Amazon SageMaker Model MonitorがCloudWatchメトリクスのアラームを通じてモデル品質の偏差を示したとき

こういったイベントをトリガーに、Amazon SageMaker Pipelinesを実行できます。

今回のアップデートで、Amazon SageMaker Pipelinesがより使いやすくなったと思いますので、 Amazon SageMaker Pipelines使っている方は、機会がありましたら、Amazon EventBridgeとの連携、使ってみてはいかがでしょうか。

⑤Amazon MQが大阪リージョンで利用可能に

⑥Amazon Macieが大阪リージョンで利用可能に

マネージドなメッセージブローカーサービス Amazon MQ、 そして、機械学習とパターンマッチングを使用して AWS 上の機密データを検出、保護できるサービス Amazon Macie この2つが、大阪リージョンで利用可能になりましたというアップデートになります。

どんどん大阪リージョンで使えるサービスが増えていっていますね。 機会がありましたら、大阪リージョンでAmazon MQおよびAmazon Macie使ってみてください!

以上6件、4/6のアップデートでした。

最後に

過去の放送やSNSもやっているのでフォローしていただけると嬉しいです!

また来週!


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