【AWSアプデ 6/30】AWS Firewall Managerが大阪リージョンで利用可能に他5件 #サバワ【#毎日AWS #228】

はじめに
アップデート内容
おわりに

はじめに

こんにちは！サーバーワークスの福島です。今回は、 6/30のアップデートについて紹介していきます。

こちらの内容については、YoutubeやPodcastでもアップロードしているので、気になる方はぜひチェックしてください。

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では、最新1日のアップデートを見ていきましょう。
今回は 6/30 、2件のアップデートがありました。

アップデート内容

①AWS Firewall Managerが大阪リージョンで利用可能に

AWS Firewall Managerが大阪リージョンで利用できるようになりましたというアップデートになります。

AWS Firewall Managerとは、AWS Organization内にあるアカウントとリソース全体のファイアウォールルールを一元的に管理することができるセキュリティ管理サービスになります。

Firewall Managerで、WAFルールやセキュリティグループ等を事前に設定した共通ルールを作成しておき、新規リソース作成時この共通ルールを適用することで一定の守るべきセキュリティルールを簡単に設定することが可能です。

Firewall Managerはリージョナルサービスなので、大阪リージョンに対応したことによって、大阪リージョンで管理するリソースに対して、セキュリティルールを適用することができるようになりました。

Organizationご利用でセキュリティサービスの一元管理を検討されている方は、ご利用してみてください。

②IAMポリシー作成中にIAM Access Analyzer機能でポリシー内の条件のチェックを追加

外部からアクセスが許可されているポリシーを検知するセキュリティサービスであるIAM Access Analyzerの機能の拡張に関するアップデートです。

3/18の毎日AWSの放送で、IAMポリシー作成中、IAM Access Analyzerの機能により、作成しているポリシーの内容をチェックして、エラーの提示やセキュリティ上の警告を作成完了前に提示してくれるようになりました、とお伝えしました。

その機能の追加で、IAMポリシー作成中、ポリシー内の条件conditionsの値もチェックしてくれるようになりました。例えば、特定のタグ以外の場合Denyとする、というポリシーを書く時conditionsにタグ情報を記載しますが、その記載に誤りやセキュリティ上のリスクがないか確認してくれるようになりました。

IAMポリシー作成していると自動に推奨してくれるような機能になりますので、どんな機能か気になった方はぜひIAMポリシーをjsonで書いて確認してみてください。

③AWS System ManagerのSession Managerコンソールでフリーテキスト検索をサポート

AWS System Managerの機能の一つ、踏み台サーバーに接続したり受信ポートを開いたりすることなくEC2インスタンスに接続しサーバーの管理が行えるSession Managerに関するアップデートになります。

マネージメントコンソールからSession Managerを利用して、EC2インスタンスを利用する際、検索バーからインスタンス情報の検索をすることができます。この検索バーで、フリーテキスト検索をサポートしました。これまでも検索自体はできましたが、検索の際、完全一致しているインスタンスIDやインスタンス名で検索する必要がありました。今回のアップデートで一部情報のみ入力するだけで、その値を含む全てのインスタンスが表示されるようになりました。

より使いやすい検索になったのは嬉しいですね。