EC2: インスタンスをWindows Updateを公開しました

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こんにちは、Cloud Automator 開発チームの柳瀬です。

Cloud Automator は、2016年4月に Linux プラットフォームを対象として「EC2: インスタンスでコマンドを実行」アクションをリリースしてインスタンス内部を操作することが出来るようになりました。さらに2016年8月には、このアクションが Windows プラットフォームもサポートしました。このアクションがリリースされたことによって、OS 内部の操作を自動化することが出来るようになり、多くのお客さまにご利用頂いております。
本日、OS 内部の操作を自動化するアクションとして、「EC2: インスタンスをWindows Update」を追加しました。

チュートリアル動画

アクションの使い方のご紹介としてチュートリアル動画を用意致しましたので、 こちらもご覧下さい。

使い方

それではアクションの設定方法をご紹介致します。今回のアクションもこれまでと同様に簡単な操作でご利用頂けます。

  1. ダッシュボードでジョブの追加をクリックし、使用するトリガーを選択します
  2. アクション選択のプルダウンで、「EC2: インスタンスをWindows Update」を選びます
  3. 使用する AWS アカウントをプルダウンから選びます
  4. アクションのパラメーター設定で、アップデートレベルやログを出力する S3 バケットなどを入力します
  5. ジョブ実行後に行う後処理を設定します
  6. ジョブ名を入力して作成します

ご利用シーン

複数台の Windows Server の Windows Update を管理する場合、一般的には WSUS(Windows Server Update Services) サーバーが必要となります。今回リリース致しましたアクションは、今までのアクションと同様に対象のEC2インスタンスをタグで指定することが出来るようになっております。
そのため、WSUS サーバーがない環境でも複数の Windows Server をアップデートすることが出来るようになっております。最初に開発環境のみを対象として Windows Update を行い、本番環境を Windows Update するといったことも可能です。
Windows Server を複数台運用しているものの、WSUS サーバーは導入できていないシステムなどで是非ご検討下さい。

おわりに

以上、本日リリースしました「EC2: インスタンスをWindows Update」をご紹介致しました。これからもより便利になるように開発してまいりますので、引き続きよろしくお願い致します。

Cloud Automator(クラウドオートメーター)とは、バックアップや災害対策、AWS費用の削減といった「ジョブ」と、AWSがガイドライン通りに運用されていることを継続的に確認する「構成レビュー」という2つのAWS運用を自動化し、AWSの利用メリットを最大限に引き出すサービスです。

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