【Cloud Automator】AIがジョブワークフロー作成をサポート!複雑な運用自動化が「質問に答えるだけ」で完成

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Cloud Automator に新しく「AIジョブワークフロー作成支援機能」を追加しました。
先日リリースした「AIジョブ作成支援機能」に続く、AIを活用した運用自動化支援機能の第二弾です。

blog.serverworks.co.jp

この機能を使えば、Cloud Automatorからの質問に答えるだけで、複数ジョブを組み合わせた複雑なジョブワークフローを簡単に作成できるようになります。

ジョブワークフロー活用における課題

Cloud Automator のジョブワークフロー機能は、複数のジョブを連携させて運用自動化を行う機能です。たとえば「夜間にEC2を止めてから、RDSを停止する」といった一連の処理を自動化できます。

しかし、次のような課題がありました。

何を自動化すればよいかわからない

  • 自社環境に最適なワークフローがイメージできない
  • ベストプラクティスを知りたいが、調べる時間がない

設定手順が複雑で手間がかかる

  • 複数のジョブを作成し、それぞれを紐付ける必要がある
  • ジョブ間の依存関係や後処理の設定が煩雑

これらの課題により、ジョブワークフロー機能にはハードルの高さを感じるユーザーも少なくありませんでした。

AIジョブワークフロー作成支援機能とは

「AIジョブワークフロー作成支援機能」は、Cloud Automatorからの質問に答えることで最適なジョブワークフローを簡単に作成できる機能です。

主な特長

1. 実績ある運用パターンを選ぶだけ

サーバーワークスが蓄積したクラウド運用の知見に基づく「おすすめパターン」を選択肢として提示。迷わず始められます。

提供される運用パターン:

運用自動化ワークフロー 説明
EC2インスタンス + DBインスタンスの時間帯停止 EC2インスタンスとDBインスタンスを不要な時間に停止し、必要な時間に起動させるワークフローをセットで作成
EC2インスタンス + DBクラスターの時間帯停止 EC2インスタンスとDBクラスターを不要な時間に停止し、必要な時間に起動させるワークフローをセットで作成
EC2インスタンスタイプ変更 EC2インスタンスのインスタンスタイプを一時的に変更して、指定時刻に再度変更するワークフローをセットで作成
EC2インスタンス停止後にAMIを作成 静止点を設けた安全なバックアップのために、EC2インスタンスを停止後にAMIスナップショットを作成するワークフローを作成
AMI作成後に別リージョンにコピーを作成 データの可用性を高めるため、AMIスナップショットを作成後、別リージョンにコピーを作成するワークフローを作成
EC2インスタンスの停止 + 起動 EC2インスタンスの不安定化の解消など、インスタンスの停止から起動を自動化するワークフローを作成

2. 対話形式で必要な情報を入力

Cloud Automatorが「対象となるEC2インスタンスは?」「実行時間は?」といった質問を順番に提示。選択肢から回答するだけで、複雑な設定が完了します。

3. リアルタイムプレビューで確認しながら作成

回答を進めるたびにワークフローのプレビューが更新され、設定内容の動作を即座に確認できます。

代表的な利用シナリオ

シナリオ1:夜間のEC2停止・起動スケジュール設定

開発環境のEC2インスタンスを夜間に自動停止し、翌朝に自動起動するワークフローを簡単に作成できます。特に、夜間のEC2コストを削減したい場合に便利です。

シナリオ2:定期バックアップとDR対策の自動化

AMIの定期取得と別リージョンへのコピーを組み合わせたDR対策用ワークフローを、手間なく構築できます。

シナリオ3:データベースとアプリケーションサーバーの連携運用

RDSクラスターとEC2インスタンスを適切な順序で起動・停止するワークフローを作成できます。「DBを先に起動してからEC2を起動」といった依存関係は、Cloud Automatorが自動で設定します。

利用手順

1. 作成を開始

ジョブの追加画面から「ジョブワークフロー」リンクをクリックします。

2. 運用自動化ワークフローを選択

運用自動化パターンのカタログから、自動化したいワークフローを選択します。

3. 質問に回答

Cloud Automatorからの質問に順番に回答します。対象リソース、実行タイミング、後処理(成功・失敗時の通知設定)など、必要な情報を答えるだけです。

4. プレビューを確認して作成

ワークフローのプレビューを確認し、問題なければ「ワークフローを作成」ボタンをクリック。依存関係や後処理まで設定されたジョブワークフローが自動的に作成されます。

おわりに

「AIジョブワークフロー作成支援機能」を使うことで、複雑な運用自動化ワークフローも簡単に作成できるようになります。

  • 運用自動化のとりかかりにハードルを感じている方
  • Cloud Automatorのジョブワークフロー作成の手間を減らしたい方
  • ベストプラクティスに沿った運用を実現したい方

このような方は運用自動化の「はじめの一歩」として、ぜひこの「AIジョブワークフロー作成支援機能」をご活用ください。