AWS re:Invent 2020 Amazon AuroraおよびAmazon RDSのアップデート情報まとめ

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クラウドインテグレーション部の井関です。

re:Invent 2020 期間中に発表された Amazon Aurora および Amazon RDSの気になった情報をご紹介します。

Amazon Aurora PostgreSQL

Babelfish for Amazon Aurora PostgreSQL(Preview)

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SQL Server向けのアプリケーションをPostgreSQLで動作させるための機能となります。

Babelfish for PostgreSQL

babelfish-for-postgresql.github.io

オープンソースとして、2021年中にアクセスできることが決まっているようです。

Supports PostgreSQL 11.9, 10.14, and 9.6.19

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11.9 / 10.14 / 9.6.19 のマイナーバージョンを利用できるようになりました。

Amazon Aurora Serverless

Amazon Aurora Serverless v2(Preview)

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Aurora Serverless v2 では、グローバルデータベース、マルチ AZ 配置、リードレプリカなど、Aurora の幅広い機能をサポートされており、大規模で高可用性を必要とするビジネスクリティカルなアプリケーションでの利用も可能になりそうです。

Amazon Aurora Serverless v1

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PostgreSQL互換Amazon Aurora Serverlessを利用できるリージョンが拡大されました。 新たに利用できるようになったリージョンは、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (ムンバイ)、カナダ (中部)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、米国西部 (北カリフォルニア) となります。

インスタンスタイプ

Introducing Amazon Aurora R6g instance types, powered by AWS Graviton2 processors, in preview(Preview)

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まだプレビューではありますが、Amazon Aurora でGraviton 2 プロセッサのインスタンタイプの利用できるようになりました。

Amazon RDS for Oracle and Amazon RDS for SQL Server now support R5b instance types in additional AWS Regions

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Amazon RDS for Oracle および Amazon RDS for SQL Server で、R5bインスタンスタイプを利用できるリージョンが拡大されました。 今回新たに利用できるようになったリージョンは、米国東部 (オハイオ)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (シンガポール)となります。

さいごに

今年の re:Invent 2020は完全オンラインで開催されています。 少し間は空きますが、1/12 - 14 にもセッションがありますので、ぜひ登録ください。

井関 貴庸 (執筆記事の一覧)

クラウドインテグレーション部