宮澤です。
F1バーレーングランプリで衝撃的な事故がありましたが、グロージャン選手が無事でよかったです。
今回は、re:Invent 2020の"Manufacturing"トラックの "Come architettare una soluzione di rendering 3D a basso costo con istanze spot (caso d'uso: Ferrari)" というセッションを視聴したのでレポートしたいと思います。
セッション概要
このセッションでは、3Dレンダリングアプリケーションの管理にAWSサービスを使用することの技術的および経済的メリットについて説明します。
フェラーリは、最新世代のGPUインスタンスを使用し、スポットインスタンスに基づいて動的なリソース割り当てを作成して、効率的なレンダリングサービスを構築した方法について説明します。
3Dレンダリングアプリケーションのアーキテクチャ
今回紹介される3Dレンダリングアプリケーションは、以下の5つの要件を満たす必要があったようです。
3Dレンダリングを行うために、G4インスタンスを有効活用する必要があったようです。
しかし、コストの点が課題になるので、EC2インスタンスに関しては、以下の3つの購入オプションを併用することでコスト最適化をしているようでした。
そして、コンテンツを世界中に低レイテンシで配信するために、CloudFlontを活用しているようです。
コンテンツは、ユーザーからCloudFrontを経由して配信されているようです。
このアーキテクチャにたどり着くまで
このアーキテクチャを用意するに当たって、どのように考えたのかがセッションで紹介されていました。
- 最適なインスタンス選定
- 柔軟性
- グローバル
- スポットインスタンス
デモ
ということで、フェラーリを買いたくなったので、セッションで紹介されたサイトを使ってみようと思います。
まず、日本語サイトの以下にアクセスして、車両を部分にある、"設定開始"を押します。
私は、"F8TRIBUTO"を選択しました。
車両のカラーや
車両の内装も設定できます。
外装も3Dで表示することができ、360度みることができます。
内装も同様です。
作成したデザインはシェアすることができます。
Ferrari Official Car Configurator
まとめ
購入前に、車両の3Dイメージを作成して、実際にどんなデザインで仕上がるのかを確認できるのが非常にすごいですね。
バックエンドで3Dモデルを生成して、ユーザーに表示してるのですが、全く違和感なく表示できてて、すごいなと思いました。
セッション内容については、re:Invent期間中は以下で視聴することが可能です。
宮澤 慶 (記事一覧)
コーポレートエンジニアリング部 情報システム 管理者