re:Invent が英語で怖いという方向けの個人的な英語対策 in 2025

記事タイトルとURLをコピーする

みなさん、こんにちは。AWS CLI が好きな AWS サポート課の市野です。

2025年12月1日からラスベガスで開催されている re:Invent 2025 に現地参加してきました。

今年は 60,000 人を超える来場者があったようですが、やはり米国産のクラウドサービスということもあり、そもそも公式のアウトプットはすべて英語です。

加えて世界からさまざま方が来訪しますが、英語ネイティブ、あるいは英語に抵抗感のない方で溢れ、あちこちで英語が聞こえます。(というか英語しか聞こえてこないともいえる。)

そんなカンファレンスイベントに対しての個人的な対策とその結果や所感を共有します。

前回参加時の対策

re:Invent への参加は 3 年ぶり 2 回目となりますが、前回の対策は以下の布陣でした。

  • Google 翻訳
  • iPad による筆談
  • otter.ai による文字起こし(会議中に知ったので途中から利用/無償版)

今回の布陣とそもそもの英語力

今回用意した布陣は以下の通りです。

  • Google 翻訳
  • iPad による筆談
  • otter.ai による文字起こし(課金し有償版)
  • AirPods Pro 3 によるライブ翻訳
  • 会話しようとする意識

また、英検や TOEIC を受けているわけではないのでスコアによる客観的な提示ができませんが、執筆時点で duolingo で 577 日間連続を保つ程度の日々の学習です。
ちなみに duolingo は Lily 派です、あの子絶対ツンデレなので。

それぞれの布陣の効果

Google 翻訳

文字入力、音声入力でも読み取ってくれるので、やはり安定の汎用性です。
re:Invent 会場内では Wi-Fi が提供されていましたが、違和感なく使えました。

iPad による筆談

実はこの方法を個人的には気に入っているのですが、文法はあやふやなものの単語はなんとかわかるものもあります。
さらにそもそも AWS のサービスや文化を共有する空間なので相手もその想定で聞いてくれるのであまり意識齟齬が生じにくかったです。

また、図を書いて見せることもできるメリットもあると考えていて、EXPO の AWS の expert たちに突撃することもできました。
時間はかかりましたが、相手も顧客の声をちゃんと聞いてくれる文化の会社の方なので、AWS Organizations や、AWS Control Tower について、リセラーとして困っていることは伝えてこれました。

otter.ai による文字起こし

インターネットと疎通ができればほぼリアルタイムで文字起こしされるので目で追いながら、今そんなことを喋ってるんだな、と思いながら聴けるので何となくは理解しながら聴くことができました。
ただ難点は Content Hub というエリアで多かったサイレントセッションです。

サイレントセッションでは専用のマイクを通じて話され、ヘッドホンから聴かせるタイプになるため、ほぼ肉声になります。

結果としてヘッドホンに iPhone を突っ込み iPhone のマイクに文字起こし専用機に仕立てました。

ただこの方法を取ると iPhone のカメラで登壇スライドを撮るということができないため別途持っていったデジカメで乗り切りました。

AirPods Pro 3 によるライブ翻訳

今回期待の新兵器です。

AirPods Pro によるライブ翻訳はまだベータ版ではありますが良さそうという声をちらほら聞いたので今回導入してみました。

サイレントセッションでは効果を発揮しない点は前述の otter.ai と同様です。
ただ、ライブ翻訳自体が iPhone のマイクで拾う音声と AirPods Pro 3 の合わせ技で成り立っているので、ヘッドホンに iPhone を突っ込むという荒技で何とかなりました。

ただ、1対多の時に相対している方ではない方の声を拾うことが Google 翻訳の音声入力よりも多かったような体感で、EXPO 会場内では厳しかった印象です。

また、re:Invent という固有名詞は終始再発明でしたし、AWS のサービス名称や技術用語や概念については多少の誤訳があったかな、という感じです。

会話しようとする意識

もはやデバイスの話でも何でもないですが、話しかけてみようという意識の方が大事な気がします。

そこで今回は 2 つの方法を取りました。

日本のお菓子を持っていく

キットカット(抹茶)や、アルフォート、カントリーマアム、ブラックサンダーという布陣を抱えておき、ことあるごとに勧めてみました。

シャトルバスで隣り合わせた時、ワークショップで同じテーブルに着いた時、果ては外を歩いていて re:Invent 目的ではなさそうな方に道を尋ねたときなどに配ってみました。

そもそも "Would you like to try some Japanese snacks?" と声をかけているので日本人であることが冒頭で伝わっているだろうから注意深く聞いてくれたり、ゆっくり目にしゃべってくれました。

相手も日本のどこからきたの?とか、何のロールをしてるの?などのちょっとした会話につながって楽しかったです。
ただ、あまりに饒舌に複雑なことを話されてしまうとあっという間に会話できなくなってしまって、気まずい雰囲気になってしまう場面もありましたが…。
ちなみに反応を見る限り、キットカット抹茶がダントツで人気でした。
他の抹茶味のお菓子も持っていけばよかったです。

AWS Community Lounge Staffing

もう一つ、前回参加時から増やした内容として、英語で話しかけられる場に身を置いてみる、ということもやってみました。

前回と異なり、現在のわたしは AWS Community Builder や、AWS のユーザーコミュニティ の運営メンバーなので、それら AWS グローバルプログラムの Slack にも入っています。
今回 EXPO エリアの AWS Community ブースで、AWS のユーザーコミュニティについて広告する活動がありましたが、そのお手伝いに立候補しました。

  1. AWS のユーザーコミュニティに参加しているか、あるいは、運営をしているか?を聞く
    1. あればそれらがわかる Meetup や connpass などのサイトの画面を見せてもらう
    2. なければお住まいの国や地域、興味のありそうな専門支部に入ってもらいその画面を見せてもらう
  2. スタンプラリー企画のスタンプを押す
  3. re:Invent のカンファレンスバッジを読み取らせてもらう
  4. (必要に応じてユーザーコミュニティについて説明する)

やっていたことは上記のような感じです。
想定していた問答通りにならず苦戦する場面もありましたが楽しくコミュニケーションができました。

※内村さん、写真お借りしました。

おわりに

re:Invent という特定の空間、集団の中であれば、だいたい上記のようなものがあれば何とかなると思います。

ただ、いろいろディスカッションをするにはリスニング力も、単語力も発話の力もまだまだだなと思い知らされました。

今回知人で英語登壇した方もいらっしゃり本当にすごいなと思わされました。
その境地は遠いでしょうがもう少し自分の言葉で質問ができる、相手の言っていることの意味は聞き取れる、などをめざし、引き続き duolingo で楽しく学んでいこうかと思いました。

この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。

ではまた。

市野 和明 (記事一覧)

マネージドサービス部・AWS サポート課

お客様から寄せられたご質問や技術検証を通じて得られた気づきを投稿していきます。

情シスだった前職までの経験で、UI がコロコロ変わる AWS においては GUI で手順を残していると画面構成が変わってしまって後々まごつくことが多かった経験から、極力変わりにくい AWS CLI での記事が多めです。

X(Twitter):@kazzpapa3(AWS Community Builder)