はじめに
こんにちは!サーバーワークスの福島です。
今日は 4/13のアップデートについて紹介していきます。
こちらの内容については、YoutubeやPodcastでもアップロードしているので、気になる方はぜひチェックしてください。
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では、さっそく最新1日のアップデートを見ていきましょう。
今回は 4/13 、4件のアップデートがありました。
アップデート内容
①Amazon Redshiftは、データ共有機能におけるプロデューサークラスターの一時停止をサポート
フルマネージド型のデータウェアハウスサービスであるAmazon Redshift。
今回は、このAmazon Redshiftのデータ共有機能におけるプロデューサークラスターの一時停止をサポートしましたというアップデートになります。
まず、データ共有機能とは、名前の通り、Redshiftのクラスタ間でデータを共有できる機能になります。
データを共有する側のクラスタをプロデューサークラスター、
データを共有される側のクラスタをコンシューマークラスターと呼びます。
今まで、データ共有機能を利用するためには、データを共有する側のプロデューサークラスターが起動している必要がありましたが、 今回のアップデートでクラスターを一時停止していても、データ共有機能が利用できるようになりました。
これにより、プロデューサークラスターをデータ共有機能のためだけに起動していた場合、一時停止することでコスト削減を行うことができます。
プロデューサークラスターをデータ共有機能のためだけに起動している場合、クラスタの一時停止を検討してみてはいかがでしょうか。
②AWS Backupは、Amazon FSxのバックアップデータをリージョンおよびAWSアカウント間でコピー可能に
AWS Backupで取得したAmazon FSxのバックアップデータをリージョンおよびAWSアカウント間でコピー可能になりましたというアップデートになります。
AWS BackupとAmazon FSxについて、簡単に触れておくと
AWS Backupは、一部のAWSサービスのデータバックアップを一元化および自動化できるフルマネージドサービスになります。
対応しているAWSサービスは、EC2やRDS,Amazon FSx等があります。
次に、Amazon FSxについてですが、一般的なファイルシステムを提供できるフルマネージドなサービスになります。
今までも、一部のサービスでは、AWS Backupで取得したバックアップデータをリージョンおよびAWSアカウント間にコピー可能だったたのですが、
今回のアップデートでそこにAmazon FSxも追加されたという感じになります。
注意点として、バックアップのコピー元とコピー先のアカウントは、同一のOrganizationsで管理されている必要があります。
DR対策で利用できるアップデートになると思いますので、AWS Backupを利用している方は、 これ機にリージョンおよびAWSアカウント間でのバックアップのコピー、検討してみてはいかがでしょうか。
③NICE DCVは、バージョン2021.0をリリース
NICE DCVが新しいバージョンである2021.0をリリースしましたというアップデートになります。
NICE DCVとは、高性能なリモートディスプレイプロトコルを利用して、 リモートデスクトップやアプリケーションストリーミングを行う際に使用されます。
今回のバージョンアップで6つ機能が追加されております。
全てをお話すると長くなるため、ここでは、ピックアップした2つをご紹介いたします。
まず、1つ目が、Windows ServerのWebカメラリダイレクトをサポートしましたということで NICEDCVを使ったリモートセッションでビデオ会議を行っている際などに ローカルのWebカメラを使用できるようになりました。
次に2つ目が、Linuxサーバーでのプリンターリダイレクトをサポートしましたということで NICEDCVを使ったストリーミングセッションからローカルコンピューターに接続されているプリンターを利用できるようになりました。
他にも後4つほど機能追加があります。
概要欄に本アップデートのURLを記載しておりますので、
NICEDCVを使っている方はぜひチェックしてみてください。
④AWS Console Mobile Applicationが大阪リージョンをサポート
AWS Console Mobile Applicationが大阪リージョンをサポートしましたというアップデートになります。
AWS Console Mobile Applicationでは、マネジメントコンソールと違い、利用できるサービスは限られています。
また、モバイルアプリのため、何か作業をするのには向いていないと思いますが、
気軽にAWSの利用料であったり、CloudWatchAlarmの状態を確認することができます。
もし興味がある方がいましたら、これを機に一度、AWS Console Mobile Applicationを使ってみてはいかがでしょうか。
以上4件、4/14のアップデートでした。
最後に
いかがだったでしょうか!
ここ最近アップデートが多い日が続いていますね。
逃さないように、しっかりフォローアップしていきましょう。
ぜひYouTubeやPodcastでも聞いてみてください!
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福島 和弥 (記事一覧)
2019/10 入社
AWS CLIが好きです。
AWS資格12冠。2023 Japan AWS Partner Ambassador/APN ALL AWS Certifications Engineer。