はじめに
こんにちは!毎日AWS火曜日担当の古川です! 今回は、4/13 放送の 「毎日 AWS #179」 のトークスクリプトを公開いたします。
良ければ、各メディアで公開してる放送も見ていただけると嬉しいです!
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https://www.youtube.com/watch?v=X1BEOZcEWYg
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では、さっそく最新1日のアップデートを見ていきましょう。
今回は 4/10 、5件のアップデートがありました。
トークスクリプト
①Amazon CloudWatch Lambda InsightsがAWS Lambdaコンテナイメージをサポート
Amazon CloudWatch Lambda Insightsを使用して、コンテナイメージとしてパッケージ化されデプロイされたAWS Lambda関数のパフォーマンスを監視、トラブルシューティング、最適化できるようになりました。
まず、AWS Lambdaコンテナイメージとは、Alpine や Debian Linuxをベースにしたイメージなど、独自のベースイメージをAWS Lambda に最大 10 GB のコンテナイメージとしてパッケージ化し、デプロイできます。
CloudWatch Lambda Insightsでは、これらのLambda関数から詳細なパフォーマンスメトリクス、ログ、メタデータを収集することができ、メモリリークなどの問題や、新しい関数のバージョンによるパフォーマンスの変化を可視化することができます。
AWS Lambdaコンテナイメージを使用されている方は、Amazon CloudWatch Lambda Insightを積極的に使用することをおすすめします。
②Amazon AppStream 2.0、フルマネージドイメージアップデートのサポートを追加
フルマネージドイメージアップデートを利用することによって、AppStream 2.0のイメージを最新のWindows OSアップデート、ドライバアップデート、AppStream 2.0エージェントソフトウェアでに関して常に最新の状態に保つことができます。
まずAmazon AppStream 2.0とは、デスクトップアプリケーションをAWS上で管理し、第三者に配信することができるマネージド型のデスクトップストリーミングサービスです。
従来、AppStream 2.0イメージを最新の状態に保つには、新しいイメージがリリースされるたびに最新のベースイメージにアプリケーションをインストールするか、AppStream 2.0イメージビルダーを使用して新規または既存のイメージにWindows OS、アプリケーション、およびそれらの依存関係のアップデートをインストールする必要がありました。
今回のアップデートにより、アップデートしたいイメージを選択すると、1アクションでAppStream 2.0が同じAWSアカウントとRegionにイメージビルダーを作成し、アップデートと新しいイメージの作成を行います。
自分もAppStream2.0で検証を行っていて、AppStream 2.0イメージの運用管理を少し煩わしく感じていたので、今回のアップデートは有用性あると思いました。
③AWS Transit Gateway上のIGMPマルチキャストが世界の主要なAWSリージョンで利用可能に
AWS Transit Gatewayは、主要なAWSリージョンでIGMP(Internet Group Management Protocol)マルチキャストをサポートしました。対象リージョンは、米国東部(オハイオ)、カナダ(セントラル)、南米(サンパウロ)、EU(ストックホルム)、EU(ロンドン)、EU(フランクフルト)、EU(パリ)、アジア太平洋(ムンバイ)、アジア太平洋(東京)、アジア太平洋(シンガポール)、アジア太平洋(ソウル)、アジア太平洋(シドニー)の各AWSリージョンで、その他のリージョンについても近日中にサポートを開始します。
AWS Transit GatewayはVPCとオンプレミスネットワークの中央ハブの役割をはたすサービスです。 多数の VPC にわたってポイントツーポイント接続を管理する場合、AWS Transit Gateway を使えば、中央のゲートウェイからネットワーク上にある Amazon VPC、オンプレミスのデータセンター、リモートオフィスそれぞれに単一の接続を構築して管理するだけでよくなります。
また、IGMPとは、ホストがルーターに対して、マルチキャストグループへの参加、維持、離脱を通知するためのプロトコルです。IGMPにより、マルチキャストルータはLAN上でのどのホストがマルチキャストグループのメンバーであるか判断することが出来ます。
AWS Transit Gatewayは複数のLANの中央ハブなので、それぞれのホストがどのLANに所属しているのかがわからなくても、IGMPを使ってその経路を特定できるようになり、静的なLAN特定方式でそれぞれをマルチキャストする必要がなくなりました。
AWS Transit Gatewayを使用されている方は、今回のアップデートを確認してみてください。
④AWS Transit Gateway Connectが追加のAWSリージョンで利用可能に
AWS Transit Gateway Connectが、米国東部(オハイオ州)、欧州(ロンドン、パリ、フランクフルト、ストックホルム)、アジア太平洋(東京、ソウル、シンガポール、シドニー、ムンバイ)、カナダ(セントラル)、南米(サンパウロ)の各リージョンで提供されます。
AWS Transit Gateway Connectは、SD-WANアプライアンスをAWSに統合することで、ブランチ接続を簡素化するAWS Transit Gatewayの機能です。
SD-WANとは「(Software-Defined Wide Area Network)」の略称で、WANを仮想化することで一元管理し、ポータビリティを実現するという考えに基づいています。
今までの対応リーションはアメリカとヨーロッパ一部のみのでしたが、今回のアップデートにより東京でも提供されることになりました。
SD-WANの導入を検討されている方は、AWS Transit Gateway Connectの使用を検討してみてはいかがでしょうか
⑤Amazon S3 Glacier Re:FreezerがAWSソリューション
AWS Solutions Implementationsでは、AWS アーキテクトおよび AWS パートナーによって構築、検証された技術的な実装ガイドが公開されております。
Amazon S3 Glacier Re:Freezerとは、Amazon S3 Glacierのボールトアーカイブを、特定のAmazon S3バケットとS3ストレージクラスに自動的にコピーするサーバーレスソリューションです。こちらを導入することで、S3 Glacierボールトのアーカイブを、Amazon S3 Glacier Deep Archiveストレージクラスのような、よりコスト効率の高いストレージにシームレスにコピーすることができます。
AWS Solutions Implementationsでは、参考になるAWSアーキテクチャの実装例が公開されております。気になった方はぜひアクセスしてみてください。
さいごに
以上5件、4/13のアップデートでした。
引き続き、毎日AWSではアップデート情報をお届けします。 応援よろしくお願いします。
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