Claude Code更新 ultrathink復活・loop登場・音声入力対応【2026/3/1〜7】

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はじめに

サーバーワークスの池田です。

今週(3/1〜3/7)の Claude Code は v2.1.66 から v2.1.71 まで5バージョンがリリースされました。 最大の注目は Opus 4.6 のデフォルト effort が medium に変更されたことと、「ultrathink」キーワードが再導入されたことです。 v2.1.71 ではプロンプトを定期実行する /loop コマンドとスケジュールタスク機能が追加されました。開発者向けには Claude API 開発を支援する /claude-api スキルが追加され、音声入力も20言語に拡大しています。

この記事で分かること

  • Opus 4.6 が medium effort をデフォルトにし、ultrathink キーワードで一時的に high effort へ切り替えられるようになったこと。Sonnet 4.6 も effort レベルに対応した。
  • /claude-api スキルで Claude API / Anthropic SDK の最新リファレンスを自動読み込みできるようになったこと。/reload-plugins による再起動不要のプラグイン反映、${CLAUDE_SKILL_DIR} 変数によるスキル開発の改善も追加。
  • /loop コマンドとスケジュールタスクで、プロンプトの定期実行やリマインダーが設定できるようになったこと。CLI 版(セッションスコープ)と Desktop 版(永続)の違い。
  • Voice モードが10言語追加で計20言語に対応したこと。/voice コマンドと push-to-talk 方式の概要、段階的ロールアウトの状況。

今週の主要アップデート一覧

カテゴリ 主な変更点 バージョン 参照
モデル Opus 4.6 の medium effort デフォルト化 + ultrathink 復活 v2.1.68 Releases
スキル・プラグイン /claude-api スキル、/reload-plugins コマンド、${CLAUDE_SKILL_DIR} 変数 v2.1.69 Releases
スケジュール /loop コマンド + Desktop Scheduled Tasks でプロンプト定期実行 v2.1.71 Releases
音声 Voice STT 20言語対応 + push-to-talk / silence 検出改善(段階的ロールアウト中) v2.1.69, v2.1.70 v2.1.69, v2.1.70

Opus 4.6 の medium effort デフォルト化と ultrathink 復活

v2.1.68 で Opus 4.6 の effort レベルのデフォルトが high から medium に変更されました。Max プランと Team プランのユーザーが対象です。

デフォルト effort の変更とその背景

effort レベルは Opus 4.6 の思考の深さを制御する仕組みです。low / medium / high の3段階があり、高いほど深い推論を行いますが、応答に時間がかかりトークン消費も増えます。

今回のデフォルト変更は、公式の changelog でも以下のように説明されています。

Medium effort works well for most tasks -- it's the sweet spot between speed and thoroughness.

日常的なコーディングタスクの大半は medium effort で十分対応でき、speed と thoroughness のバランスが最適というのが Anthropic の判断です。/model コマンドから effort レベルはいつでも変更できます。

/model コマンドの Select model 画面。「Medium effort (default)」と表示され、左右キーで effort レベルを切り替えられます

右キーで High effort に切り替えた状態。バーの色が変わり、effort レベルの違いが視覚的に分かります

ultrathink キーワードの復活

medium effort がデフォルトになったことで、必要に応じて一時的に high effort へ切り替える手段が求められます。v2.1.68 では、過去に一度削除された ultrathink キーワードが復活しました。

プロンプトのどこかに「ultrathink」と含めるだけで、そのターンだけ effort が high に設定されます。設計判断が複雑なタスクやデバッグに行き詰まった場面で、/model を開かずに deep reasoning を発動できる便利なショートカットです。

ultrathink このバグの根本原因を調査して修正して

v2.1.68 以前のドキュメントでは「ultrathink は通常のプロンプト指示として解釈され、思考トークンの割り当てには影響しない」と記載されていましたが、今回再導入されました。Opus 4.6 と Sonnet 4.6 の両方で動作します。

プロンプトに「ultrathink」と入力すると虹色のグラデーションで表示されます。視覚的にも ultrathink が有効になったことが分かる仕組みです

公式ドキュメントの Configure thinking mode にも ultrathink キーワードの説明が追加されています。

effort レベル表示の追加

v2.1.69 では、現在の effort レベルがロゴとスピナーに表示されるようになりました。例えば「with low effort」のように表示され、どの effort 設定で動作しているか一目で分かります。

思考中のスピナー横に「(thinking with high effort)」と表示されます。どの effort レベルで動作しているか一目で確認できます

Sonnet 4.6 の effort 対応と Opus 4/4.1 の廃止

v2.1.66 のドキュメント更新で、Sonnet 4.6 も effort レベルに対応したことが確認されました。これまで effort レベルは Opus 4.6 専用でしたが、Sonnet 4.6 でも low / medium / high を切り替えられるようになっています。/model コマンドで Sonnet 4.6 を選択すると effort スライダーが表示されます。

また v2.1.68 では、Opus 4 と Opus 4.1 が first-party API から削除されました。これらのモデルをピン留めしていたユーザーは自動的に Opus 4.6 へ移行されます。

スキル・プラグインの新機能:/claude-api と /reload-plugins

v2.1.69 ではスキルとプラグインに関連する新機能がまとめて追加されました。

/claude-api スキル:SDK リファレンスの自動読み込み

/claude-api は Claude API や Anthropic SDK を使ったアプリケーション開発を支援するビルトインスキルです。

Claude はトレーニングデータにカットオフがあるため、SDK の最新仕様を正確に把握していない場合があります。/claude-api を実行すると、最新の SDK リファレンスドキュメントをコンテキストに直接読み込み、Claude が「記憶から思い出す」のではなく「ドキュメントを見ながら答える」状態になります。

Anthropic SDK をインポートしているコードを扱っていると自動的にスキルが発動するため、明示的に /claude-api を実行しなくても効きます。対応言語は Python、TypeScript、Java、Go、Ruby、C#、PHP、cURL、Agent SDK の9種類です。

Anthropic SDK に関する質問をすると、Skill(claude-api) が自動で発動。「Successfully loaded skill · 4 tools allowed」と表示され、SDK リファレンスが読み込まれた状態で回答が始まります

/reload-plugins コマンド:再起動不要のプラグイン反映

/reload-plugins を実行すると、Claude Code を再起動せずにプラグインの変更を反映できます。

実際の活用例:skill-creator プラグインのインストール

公式マーケットプレイス(claude-plugins-official)には、Anthropic が提供する skill-creator プラグインがあります。スキルの新規作成、既存スキルの改善、eval によるテスト、パフォーマンスのベンチマークなどを支援してくれるプラグインです。

/plugin コマンドで skill-creator の Plugin details 画面を表示した様子。Anthropic 提供のプラグインで、スキルの作成・改善・eval・ベンチマーク機能が説明されています。インストールスコープは user / project / local の3種類から選択可能です

/plugin の Discover タブから skill-creator を選択すると、上のような Plugin details 画面が表示されます。スコープを選んでインストールした後、/reload-plugins を実行すれば再起動なしで即座に利用可能になります。

/plugin install skill-creator@claude-plugins-official   # インストール
/reload-plugins                                         # 再起動せずに反映

プラグインの更新時も同様に /reload-plugins で即反映できます。LSP サーバーの追加・更新だけは再起動が必要ですが、スキルや hooks の変更はその場で反映されます。

実際に /reload-plugins を実行した結果。「Reloaded: 5 plugin(s) · 7 command(s) · 11 agent(s)...」と表示され、再起動なしでプラグインが反映されています。skill-creator の description が旧バージョン("Guide for creating effective skills...")から新バージョン("Create new skills, improve existing skills, and measure skill performance...")に更新されたことも確認できます

${CLAUDE_SKILL_DIR} 変数:スキルの自己参照

スキルの SKILL.md 内で ${CLAUDE_SKILL_DIR} を使うと、そのスキルが格納されているディレクトリのパスに展開されます。スキルにバンドルしたスクリプトやテンプレートを、作業ディレクトリに依存せず参照できるようになります。

# SKILL.md 内で使用
バリデーションスクリプトを実行:
!`python ${CLAUDE_SKILL_DIR}/scripts/validate.py`

スケジュールタスク:/loop コマンドと Desktop Scheduled Tasks

v2.1.71 でプロンプトを定期的に自動実行するスケジュールタスク機能が追加されました。CLI(/loop コマンド)と Desktop アプリの2つの方法で利用できます。

/loop コマンドでプロンプトを定期実行

/loop はセッション内でプロンプトを繰り返し実行するビルトインスキルです。インターバルとプロンプトを渡すだけで、バックグラウンドで定期実行されます。

/loop 3m PR #123 の CI/CD の実行結果を確認して、失敗していたら原因を調査して修正して。成功したらこのループを停止して

/loop 3m ... を実行すると、CronCreate でスケジュールが登録され、ジョブ ID・cron 式・頻度・内容がテーブルで表示されます。3分後に最初の発火が行われ、PR の CI/CD 確認が始まります

インターバルは 5m(5分)、2h(2時間)、1d(1日)のように指定します。

CronCreate / CronList / CronDelete ツール

内部的には以下の3つのツールが使われています。

ツール 用途
CronCreate 5フィールドの cron 式でタスクをスケジュール。繰り返しまたは1回のみの指定が可能
CronList スケジュール済みタスクの一覧を表示
CronDelete タスク ID を指定してキャンセル

/loop を使わなくても、「スケジュールされたタスクを一覧表示して」「デプロイチェックのジョブをキャンセルして」のように自然言語で管理できます。

「スケジュールされたタスクを一覧表示して」と聞くと、CronList ツールが実行されます。タスクがない場合は「No scheduled jobs」と表示され、/loop での設定を案内してくれます

CLI 版とDesktop 版の違い

スケジュールタスクには CLI 版(セッションスコープ)と Desktop 版(永続)の2種類があります。

CLI(/loop / Cron ツール) Desktop(Scheduled Tasks)
スコープ セッション内のみ。終了で消える Desktop アプリが起動している限り永続
設定方法 /loop コマンドまたは自然言語 サイドバーの Schedule から GUI で設定
頻度の選択肢 cron 式で自由に指定 Manual / Hourly / Daily / Weekdays / Weekly
ミスした実行 キャッチアップなし 直近1回分を自動キャッチアップ
有効期限 3日で自動期限切れ なし(手動で削除するまで有効)
用途 デプロイ監視、PR チェックなど一時的な繰り返し 毎朝のコードレビュー、週次の依存関係チェックなど定期的なワークフロー

CLI 版はターミナルを閉じると消えるため、デプロイの監視やビルド結果の確認など短期間の繰り返しに向いています。Desktop 版はマシンが起動している限り動作し、スリープ復帰後のミスした実行も自動で1回分キャッチアップされます。

Desktop 版の Scheduled Tasks は GUI でタスクを管理できます。サイドバーの「予定済み」からタスク一覧の確認・作成・編集が行えます。

Desktop アプリのサイドバーから「予定済み」を選択すると、スケジュールされたタスクの管理画面が開きます。右上の「+ 新しいタスク」からタスクを作成できます。「スケジュールタスクは、コンピュータが起動している間のみ実行されます」という注記も表示されています

「+ 新しいタスク」をクリックすると作成ダイアログが開きます。名前・説明・プロンプト・頻度(マニュアル / 毎時 / 毎日 / 平日 / 毎週)を設定して保存します

制限事項

CLI 版のスケジュールタスクにはいくつかの制約があります。

  • セッション終了で全タスクが消える(永続化されない)。
  • Claude が応答中の場合、タスクは現在のターン終了まで待機する。
  • 繰り返しタスクは作成から3日で自動的に期限切れになる。
  • CLAUDE_CODE_DISABLE_CRON=1 環境変数でスケジューラ全体を無効化できる。

長期間の定期実行が必要な場合は Desktop Scheduled Tasks や GitHub Actions の利用が推奨されています。

/loop が表示されない場合:CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC に注意

CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC はテレメトリ等の非必須トラフィックを無効化する環境変数です。~/.claude/settings.jsonenv で設定できます。

{
  "env": {
    "CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC": "1"
  }
}

筆者の環境ではこの設定を有効にしていたところ、v2.1.71 にアップデートしても /loop コマンドが一覧に表示されず利用できませんでした。設定を削除してセッションを再起動すると /loop が利用可能になり、再度設定を戻すとコマンドが消えることも確認しています。

/loop やスケジュールタスクだけでなく、/remote-control など他の機能も利用できなくなることを確認しています。この挙動は公式ドキュメントには記載されていません。 CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC を設定している方は、新機能が表示されない場合にこの点を確認してみてください。

詳細は公式ドキュメントの Run prompts on a scheduleDesktop Scheduled Tasks を参照してください。

音声入力対応:Voice モードが20言語をサポート(段階的ロールアウト中)

v2.1.69 で Voice STT(Speech-to-Text)に10言語が追加され、対応言語が計20になりました。

Voice の使い方

リリースノートのバグ修正から、Voice モードは /voice コマンドで有効化し、スペースバーを長押しして話す push-to-talk 方式であることが分かります。

/voice          # Voice モードの有効化・無効化を切り替え
スペースバー長押し  # 話す(離すと送信)

ロールアウト状況

Voice モードは現在段階的にロールアウト中です。リリースノートのバグ修正に feature flag サービス(GrowthBook)への言及があることから、全ユーザーへの一斉提供ではなく段階的に展開されていることが確認できます。公式ドキュメントの組み込みコマンド一覧にも /voice はまだ掲載されていません。

新規対応言語

今回追加された10言語は以下のとおりです。

  • ロシア語、ポーランド語、トルコ語、オランダ語、ウクライナ語
  • ギリシャ語、チェコ語、デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語

東欧・北欧圏のカバーが大幅に広がりました。既存の英語、日本語などと合わせて計20言語で音声入力が利用できます。

※ 筆者の環境にはまだ Voice モードがロールアウトされていません。

push-to-talk と silence 検出の改善

v2.1.69 〜 v2.1.70 で音声入力の安定性が大幅に改善されています。

  • push-to-talk の不具合修正(v2.1.70):設定で voiceEnabled: true にしていてもセッション開始時に push-to-talk が有効にならない問題が修正されました
  • silence 検出の改善(v2.1.70):マイクが無音をキャプチャした場合のエラーメッセージが「音声が検出されませんでした」と区別されるようになりました
  • スペースバーの固着修正(v2.1.69):Voice の有効化に失敗した後にスペースバーが押しっぱなしになる問題が修正されました
  • ウォームアップ表示の改善(v2.1.69):音声入力開始時のウォームアップパルスアニメーションが削除され、再描画のカクつきが解消されました

その他の変更点

新機能・設定

変更点 バージョン 参照
InstructionsLoaded フックイベント追加(CLAUDE.md / rules 読み込み時に発火) v2.1.69 Releases
includeGitInstructions 設定追加(Git 関連の組み込み指示を無効化) v2.1.69 Releases
voice:pushToTalk キーバインド追加(keybindings.json で変更可能、meta+k 等の修飾キー対応) v2.1.71 Releases
bash auto-approval allowlist に fmt, comm, cmp, numfmt, expr 等11コマンド追加 v2.1.71 Releases
/debug がセッション中にデバッグログの切り替えが可能に(デフォルトではログ書き込みなし) v2.1.71 Releases
Cloud 環境に Setup Scripts 追加(SessionStart hooks との使い分け比較表あり) v2.1.70 公式ドキュメント

InstructionsLoaded は CLAUDE.md や .claude/rules/*.md が読み込まれたタイミングで発火する新しいフックイベントです。フックと組み合わせることで、プロジェクト固有の初期化処理を自動実行できます。

includeGitInstructionsfalse に設定すると、Claude のシステムプロンプトから Git 関連の組み込み指示(コミットや PR ワークフロー)を除外できます。独自の Git ワークフローを使っているチームに便利です。

Remote Control・サーバー機能

変更点 バージョン 参照
Remote Control のポリシー制限が Team プランにも拡大(従来は Enterprise のみ) v2.1.69 Releases
/remote-control にカスタム名引数追加(/remote-control My Project v2.1.69 Releases

前回の記事では Remote Control は Max プラン限定と紹介しましたが、v2.1.69 ではポリシー制限の取得が Team プランにも拡大されました。

セキュリティ修正

変更点 バージョン 参照
symlink 経由でのワーキングディレクトリ外への書き込みバイパス修正(acceptEdits モード) v2.1.69 Releases
allowManagedDomainsOnly 有効時にサンドボックスが非許可ドメインの承認を求める問題を修正 v2.1.69 Releases
ネストされたスキル検出が node_modules 等の gitignore 対象ディレクトリからスキルを読み込む問題を修正 v2.1.69 Releases
MCP の .mcp.json 信頼ダイアログがサーバー単位の確認をスキップしていた問題を修正 v2.1.69 Releases

symlink バイパスは acceptEdits モード使用時に symlink 経由でワーキングディレクトリ外のファイルを作成できてしまう脆弱性です。セキュリティ上重要な修正のため、v2.1.69 以降へのアップデートを推奨します。

パフォーマンス・安定性改善

変更点 バージョン 参照
React Compiler の memoCache でメモリリーク修正(長時間セッション) v2.1.69 Releases
REPL render scope の蓄積修正(1000ターンで約35MB) v2.1.69 Releases
大きな未追跡バイナリファイルがある状態でのコミット時のマルチ GB メモリスパイク修正 v2.1.69 Releases
macOS keychain の破損修正(複数 OAuth MCP サーバー使用時) v2.1.69 Releases
サンドボックス後にゴーストドットファイル(.bashrc 等)が未追跡として表示される問題修正(Linux) v2.1.69 Releases
sandbox.enableWeakerNetworkIsolation 設定追加(macOS で MITM プロキシ使用時の TLS 証明書検証に対応) v2.1.69 Releases
stdin freeze 修正(長時間セッションでキー入力が止まる問題) v2.1.71 Releases
CoreAudio 初期化による5〜8秒の起動フリーズ修正(Voice 有効時、スリープ復帰後) v2.1.71 Releases
OAuth token 同時リフレッシュによる起動 UI フリーズ修正 v2.1.71 Releases
bridge セッション再接続がスリープ復帰後数秒で完了するように改善(従来最大10分) v2.1.71 Releases
ネイティブ画像プロセッサの遅延読み込みによる起動時間の改善 v2.1.71 Releases

今週もメモリリークの修正が複数含まれています。特に React Compiler の memoCache と REPL render scope は長時間セッションでの安定性に直結する修正です。前回の v2.1.63 でのメモリリーク大量修正に続き、長時間利用時の安定性が着実に向上しています。v2.1.71 では stdin freeze や起動フリーズなど、体感に直結する安定性改善も入っています。

その他のバグ修正・改善

変更点 バージョン 参照
Escape キーで入力欄にテキストがあるときターンを中断できない問題修正 v2.1.69 Releases
Ghostty over SSH で Shift+Enter が文字化けする問題修正 v2.1.69 Releases
stash(Ctrl+S)が Claude 動作中のメッセージ送信時にクリアされる問題修正 v2.1.69 Releases
Android アプリで Remote Control 中にローカルコマンド実行時のクラッシュ修正 v2.1.69 Releases
.credentials.json がプロファイルエンドポイント一時障害時に subscriptionType を失う問題修正 v2.1.69 Releases
テンキーのサポート追加(インタビュー質問のオプション選択) v2.1.69 Releases
Ctrl+U でバッシュモード(!)を終了可能に v2.1.69 Releases
/fork でplanファイルが共有され、片方の編集がもう片方を上書きするバグ修正 v2.1.71 Releases
Read ツールで画像処理失敗時に巨大画像がコンテキストに入るバグ修正 v2.1.71 Releases
heredoc コミットメッセージの偽陽性パーミッションプロンプト修正 v2.1.71 Releases
プラグインインストールが複数インスタンスで失われるバグ修正 v2.1.71 Releases
/plugin uninstall.claude/settings.local.json を使うように改善(チームメイトに影響しない) v2.1.71 Releases
プラグイン MCP サーバーの重複検出改善(手動設定と同一のサーバーをスキップ) v2.1.71 Releases
Chrome 拡張 auto-detection が "not installed" で固まるバグ修正 v2.1.71 Releases
--print が team agents 設定時にハングするバグ修正 v2.1.71 Releases

まとめ

今週のハイライトは、Opus 4.6 の medium effort デフォルト化と ultrathink 復活です。速度と品質のバランスを medium effort で日常的に享受しつつ、ここぞという場面で ultrathink を使って deep reasoning を発動するワークフローが標準になりました。Sonnet 4.6 も effort レベルに対応し、モデル選択の柔軟性が広がっています。

v2.1.71 では /loop コマンドとスケジュールタスクが追加され、デプロイ監視やリマインダーの定期実行がセッション内で完結するようになりました。Desktop 版の Scheduled Tasks と合わせて、自動化の選択肢が広がっています。

開発者体験の面では、/claude-api スキルが Claude API / Anthropic SDK 開発を効率化し、/reload-plugins でプラグイン開発のイテレーションも改善されました。Voice モードは20言語に対応し段階的にロールアウト中です。

セキュリティ面では symlink バイパスやスキル検出の脆弱性が修正されています。v2.1.69 以降へのアップデートを推奨します。

公式の CHANGELOG も合わせてチェックしてみてください。