こんにちは、まつもとです。
Los Angles はスペイン語由来で、英語では「the angeles (天使たち)」という意味らしいです。
このブログでは、re:Invent 2024 に参加する際にスムーズにいかなかった、想定していなかった点を共有したいと思います。
- 1.(出発前)セッションの予約開始時間は信用するな
- 2.Badge の申請の入力項目をミスると、ラスベガス空港内の受付で受け取れないぞ
- 3.朝、昼ご飯の時間忘れがち
- 4.セッション開始10分前には並べ
- 4.バスは安定に遅延するぞ
- 5.なんだかんだ通信回線は2つあった方がいい
1.(出発前)セッションの予約開始時間は信用するな
どのようなセッションがあるかは事前に確認ができ、お気に入りに登録することができます。 事前に興味があるセッションやワークショップなどはお気に入りに登録しておきましょう。
re:Invent 2024 のセッション予約開始時刻は、日本時間 10/9 AM 2:00 (真夜中) でした。
気合をいれて 2:00 にログインをすると...「あれ、なんか埋まってるやつあるくね???」
実は、公式は AM 2:00 開始をアナウンスをしていますが、数分前から予約できちゃいます。 そうです、USJ の開園時間詐欺と一緒です。
そのため、予約開始時刻10分前から PC の前に張り付き、先に埋まりがちなワークショップやチョークトークの予約をしちゃいましょう。
※既に予約済のセッションと時間が被っているセッションの予約はできません。
そのため、お気に入りに登録後、時間が被っているものがあればどちらを優先するかを事前に決めておくといいと思います。
2.Badge の申請の入力項目をミスると、ラスベガス空港内の受付で受け取れないぞ
Badge とは、セッション会場に入る際や会場間のシャトルバスに乗る際に提示する IC カード的なやつです。
これがないと何もできません。
この Badge は re:Invent のマイページにて必要な情報を入力、提出後に、一部会場内やラスベガス空港にて受け取ることができます。
基本会場内の受け取り場所は混雑しており、ラスベガス空港内で受け取りの方が人が空いていて楽な印象です。
ここでポイントが 2 点あります。
1.写真は証明写真のような顔が近くはっきり写ってるやつを選ぼう
2.入力項目に不備やミスがあると、空港内では Badge の受け取りができない
必須入力項目に顔写真があります。
証明写真のようなフォーマルなものでなくてもいいですが、顔が遠い写真を登録すると受け取り時にその場で写真の撮り直しとなります。
また、入力項目に不備があると、「ここではどうにもできないから、会場の受付で受け取りして」と言われます。
気を付けて入力しましょう。
3.朝、昼ご飯の時間忘れがち
re:Invent では主に 5 つのホテルが有する会場でセッションが行われます。
また各ホテルでは以下の時間で朝食、昼食が提供され、食べ飲み放題となります。(昼食はランチボックスもあります。)
朝食:7:00 ~ 9:00 頃
昼食:11:00~14:00 頃
(時間は多少前後するかもしれません)
行きたいセッションに目がくらみ、時間を気にせず予約するとご飯が食べれなくなります。 物価の問題もあるので、節約のためできる限り 朝 / 昼 は会場で済ませたいところです。
食事の開始時間、終了時間を頭の片隅に入れつつ行動しましょう。
※どうしても食事の時間が合わずおなかが空いたときは?
認定者ラウンジに行くと、軽いお菓子、果物と飲み物(コーヒー、ジュースなど)が置いてあります。
また、おやつの時間である 15:00 頃など、ゲリラ的に会場の通路にお菓子やドーナツが並びます。
これらを活かして食い繋ぎましょう。
認定者ラウンジの詳細、入り方はこちらのブログに記載されています。
【AWS re:Invent 2024】Venetian にある認定者ラウンジの入り方
https://blog.serverworks.co.jp/2024/12/03/031408
4.セッション開始10分前には並べ
セッション開始10分前を過ぎると、たとえ予約していても自動キャンセルとなり、キャンセル待ちの列 ( Walk-up ) に並ぶことになります。
新サービス関連など特別なブレイクアウトセッションを除き、通常のブレイクアウトセッションではなんだかんだキャンセル待ちの列でも入場できます。
しかし、ワークショップなど人気かつ定員も多くないセッションでは、自動キャンセルは致命的です。
必ず 10 分前までにはセッション会場に入場しておきましょう。
(ワークショップを自動キャンセルされた外国の方がキレ散らかしていました...)
4.バスは安定に遅延するぞ
会場間の移動は徒歩、バス、タクシー、モノレールがあります。
会場によっては移動に徒歩だと 1 時間かかります。
そのため、乗り場が会場から近く、無料で乗れるシャトルバスを利用しがちです。
しかし、アメリカといえどバスの「到着時間の読めなさ」は日本と同じ。
道路の渋滞具合に依存してしまうので、「行きは 20 分なのに帰りは 1 時間かかった」などはあるあるです。
「Google map だと車で 20 分で移動できるし、この会場への移動は 30 分で大丈夫」、なんてことはないのでお気を付けください。
5.なんだかんだ通信回線は2つあった方がいい
同じ会場でも場所によって混雑具合も異なります。eSiM だけだと Slack が送れない、検索できないなど多々ありました。
私は契約しているキャリアのデータローミングとアメリカ用 eSiM の 2 つ用意して正解だったと感じています。
また、セッションによっては PC の持参が必要になります。
基本的にすべての会場では Free Wi-Fi がありますが、こちらも会場によっては電波が弱く、携帯のデザリングが必要になる場面がありました。
その際に回線の選択肢が 2 つあると安心ですね。
以上となります。
また、麻薬探知犬に捕まった時の TIPS (?) も別のブログで書くので、捕まったらどうしようという不安がある方はお読みいただければ幸いです。
もう re:Invent 2024 も半分が過ぎてしまいましたが、まだまだ楽しみたいと思います!
こちらのブログが、今後 re:Invent に参加される方のお役に立ちますように。