本記事は、AWS re:Invent にて「Workshop」への参加を迷っている方に向けて記載したものになります。
はじめに
こんにちは!エンタープライズクラウド部クラウドコンサルティング課の日高です。
もし私のことを少しでも知りたいと思っていただけるなら、私の後輩が書いてくれた以下のブログを覗いてみてください。
本日は、AWS re:Invent 2024 にて「COP340 | Supercharging security & observability with Amazon CloudWatch」に参加してきたので、その体験を元に Workshop に参加してみたいけど迷っている方へ向けて記事を書いていきます。
Workshop とは
Workshopとは、実際にその場で AWS を触りながら進める体験型セッションのことです。
現場で実際に手を動かしながら学ぶことで、AWSの具体的な使い方や実践的なスキルを身につけることができます。
具体的には、以下のような資料と、その場で利用できる擬似環境が準備されており、資料をもとにハンズオンを進めていくといったものにになります。
catalog.us-east-1.prod.workshops.aws
ちなみに、AWS re:Invent 2024 のイベントページには以下のように記載されています。
Interactive sessions where attendees work in small groups to build a solution to a problem using AWS. Workshops encourage interaction and provide attendees with an opportunity to learn from and teach each other. You must bring your own laptop to participate in this session.
-日本語訳-
AWSを使用して問題の解決策を構築するために、参加者が小グループで作業を行うインタラクティブなセッションです。Workshopでは参加者同士の交流が促進され、互いに学び合い、教え合う機会が提供されます。このセッションに参加するには、各自のノートパソコンを持参する必要があります。
参加の流れ
- 事前準備
- 必要な持ち物(PCや充電器など)を用意(※ ipad 等のサブディスプレイがあると便利です)
- 参加方法
- セッションに事前登録するか、ウォークインで参加
- 自由席になっているので席に座る
- Workshop の流れ
- 開始後 10 ~20分 は講義(当日の講義の目的、流れなど)
- 用意された資料と擬似環境をもとにハンズオンを進める
参加を迷っている方へ伝えたいポイント
参加することをおすすめ
AWS re:InventのWorkshopは、AWSの知識を実践的に学びたい方にとって非常に有益なセッションです。
実際に手を動かしながらAWSサービスを使い、ハンズオンに取り組むことで、理論だけでは得られない気づきを得ることができます!
実際に 「COP340 | Supercharging security & observability with Amazon CloudWatch」 の Workshop ではCloudWatch のカスタムダッシュボード の項目の作り方について学ぶ事ができました。
さらに、理解できない事があればその場で AWS の方に質問できることも魅力の 1 つです。初心者でも安心して参加できる環境が整っていました。
AWSの学びを深めたい方、現場での実践力を向上させたい方にとって、Workshopは理想的な機会だと思います!
予約前に公開されているか確認を!
AWS re:Invent で開催される Workshop の中には、ハンズオン手順が事前に公開されているセッションがあります。
事前に公開されたハンズオン手順を利用して予習することもできますが、セッション内で同じ内容を進めることになるため、予習を省いて直接参加するという選択肢もあります。
公開されている場合は、セッション番号で検索すると、簡単にそのハンズオン手順を見つけることができます。
そのため、事前に内容を確認し、自分にとって最適な準備方法を選びましょう。
予定が合わなくても大丈夫!複数回開催の場合も!
予定が合わなくても大丈夫です!
複数回開催される場合があります。
1.イベントカタログを確認する
AWS re:Invent の公式サイトやアプリで、セッション一覧をチェックしましょう。セッションのタイトルに「REPEAT」などの表記がある場合、それが複数回開催されるセッションです。
2.参加者同士で情報交換する
re:Inventでは他の参加者からリアルタイムで情報を得られる場合もあります。仲間やSNSで「このセッションは別時間帯にも開催される」といった情報を共有してもらいましょう。
時間に余裕はない
2 時間枠でセッションが準備されていますが、講義の説明等を挟むと実際に作業できる時間は 1 時間 30 分しかありません。
セッション自体は 2 ~ 3 時間枠で組まれているものが多いので。その時間内にはすべて作業できない事が多いです。
そのため全体のページの概要を先に見てから自身が取り組みたいところから取り組んでいただくことをお勧めします。(中には順番に対応しないとできないものもあるので注意してください。)
まとめ
AWSの学びを深めたい方、現場での実践力を向上させたい方にとって、Workshopは理想的な機会です。
AWS re:Inventに参加する際には、ぜひWorkshopを選んでその価値を体験してみてください!
日高 僚太(執筆記事の一覧)
2024 Japan AWS Jr. Champions / 2024 Japan AWS All Certifications Engineers
EC部クラウドコンサルティング課所属。2022年IT未経験でSWXへ新卒入社。
記事に関するお問い合わせや修正依頼⇒ hidaka@serverworks.co.jp