当社の提供しているAWS運用自動化サービスのCloud Automatorですが、割と大きめな機能アップデートは本ブログで紹介していたり、以下のようなセミナーでもご紹介しています。
しかしながら、Cloud Automatorでは個別のブログ記事等では取り上げないような小さめな機能アップデートもコツコツと行っています。本記事ではここ最近の小さめな機能アップデートを4つ取り上げてご紹介します。
ジョブワークフローの先頭ジョブがスケジュールトリガーだった場合でもいますぐ実行できるようにした
従来、ジョブワークフローの先頭ジョブがスケジュールトリガーだった場合、そのジョブワークフローを「いますぐ実行」は出来ませんでした(タイマートリガーや手動トリガーは出来た)。 このアップデートでジョブワークフローの先頭ジョブがスケジュールトリガーだった場合でもいますぐ実行できるようになりました。
後処理を文字入力で検索出来るようにした
従来、ジョブ作成フォームにおける後処理選択の画面は、すべての後処理が一覧で表示され、そこから対象のものを選択する方式でした。しかし、この方式では後処理の数が多くなってくると選択が大変という課題がありました。 このアップデートで、後処理を文字入力で検索できるようになったため、後処理の選択が簡単になりました。
プロバイダ選択欄の「N/A」を「その他」に変更した
従来、プロバイダ選択欄で、AWSでもGoogleでも無いものを「N/A」と表示していました。しかし、それでは分かりづらいというフィードバックがあったため、今回のアップデートで、日本語で「その他」と表示するようにしました。
Before
After
ジョブおよびジョブログの名前に文字数上限を設けた
従来、ジョブおよびジョブログの名前には文字数上限がありませんでした。そのため、開発時等にUIくずれのテスト等が行えず、想定外のUIくずれ等が発生することがありました。 今回のアップデートで、ジョブおよびジョブログの名前に文字数上限が加わり、仕様の明確化と、開発時の品質向上につながりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。 意外と(?)Cloud Automatorでは細かいアップデートも頻繁に行っていますので、ご要望などございましたらお気軽にお寄せください。
紅林輝(くればやしあきら)(サービス開発部) 記事一覧
サービス開発部所属。2015年にサーバーワークスにJOIN。クラウドインテグレーション部を経て、現在はCloud Automatorの開発に従事。ドラクエ部。推しナンバーはⅤ、推しモンスターはクックルー。