こんにちは。仙台からラスベガスへ大移動で腰がやられた小菅です。
2024年12月02日~05日にラスベガスで開催されたAWS re:invent 2024に参加してまいりました。
12月2日にデータに関する新サービスのセッションを公聴してきたため共有したいと思います。
概要
このセッションでは、数時間前に発表されたAWS Data Transfer Terminalに関するセッションでした。
このサービスは、AWSが所有する物理的な施設から最大400Gbpsの転送速度でS3やEFSなどのAWSストレージサービスにデータをアップロードできるサービスになります。
現行でのサードパーティストレージからのデータアップロードは以下が2点だったかと思います。
- AWS Direct Connect経由
- AWS Snowballの利用
そこに新たな選択肢が加わった形になります。
利用方法としては、AWSコンソールから利用予約を申請します。
当日持っていくものは以下の通りとのこと。
- 身分証明書
- ストレージアプライアンス
- ポータブルモニター、マウス、キーボードなどの周辺機器
- 100G LR4 optics
当日の大まかな流れとしては、
- サイトよりアクセス手順を確認する
- 予約と本人確認
- アクセス許可
- データ転送端末室へ案内
となるようです。
尚、このサービスを利用できるリージョンはまだ限定されており、2024年12月2日時点では東京リージョンでは利用できないようです。
ただ、東京についてはPotential sitesとして紹介がありましたので今後利用できるようになる可能性があります。
感想
昨今データの利活用が進んでおり、機械学習がいい例ではありますが、
大容量のデータをAWS上で分析するシチュエーションは多いのかと思います。
なので、選択肢が増えたということ、転送速度が速いことは非常にポジティブかと思います。
参考情報
以下の通り、AWSブログより本サービスに関する内容が取り上げられており、
セッションで語られた内容に近いことが記載されておりますので是非参考にいただければと思います。
小菅 信幸(執筆記事の一覧)
仙台在住/サウナをこよなく愛するエンジニア
2024 Japan AWS All Certifications Engineers