概要
Amazon Connect Customer Profilesが発表されました
簡単にCRMなどの情報をAmazon Connectと連携することができる機能となっています
機能もリリースされていますので、早速設定してみました
環境
- Salesforce Developer Edition
- 従来から設定済みのAmazon Connectインスタンス
手順
Customer Profile ドメイン設定
Customer Profile Domainという新しいパーツができたようで、これを設定します
- AWSコンソール→Amazon Connect→対象インスタンスを選択
- サイドメニューに お客様のプロフィール (新メニュー)をクリック
- お客様のプロフィールの有効化 をクリック
- ドメイン名の指定と、KMSキーが必要になります
KMSキー作成
- キータイプ=対称
- エイリアス=MyCustomerProfileKey
- アクセス許可設定はデフォルト
- キーポリシーの確認と編集ページでポリシーを編集(追記)し、完了をクリックします
お客様のプロフィールページへ戻り、KMSキーを指定、送信をクリックします
統合設定
続いて、統合設定を行います
Salesforceを選択します
接続名を指定し、 Salesforceにログインする をクリックします
Salesforceのログイン画面からログインし、アクセスを許可します
確認ページで 接続されました 表示を確認、統合の作成 をクリックします
統合の状態が 保留中 となります
バッチ処理になっているようで、今回は10分ほど経過するとステータスが変化しました
取引先(Account)と、取引先責任者(Contact)が連携対象オブジェクトのようです
オブジェクトと項目のマッピングは下記ページに記載あります
Connectユーザの権限設定
ユーザー→セキュリティプロファイル→お客様のプロフィール という権限を設定します
実装
実際に機能を利用するためには Amazon Connect Streamsを利用してWEBページを実装することになります
Customer Profilesアプリケーションを埋め込む形でCCPと連動する設計のようですね
確認
セールスフォースの取引先責任者を登録します
Amazon Connectへ着信すると、自動的に検索され、該当する情報がサジェストされます
着信履歴も管理できるようです
※上記画面はサーバーワークスの AWS請求代行サービス「pieCe」 をご利用のお客様へ提供している「カスタムCCP」をベースにしたページイメージです
おわりに
Amazon Connect関連のアップデート、いくつも出てきていますね
下記ブログもご確認ください