はじめに
こんにちは! サーバーワークス毎日AWS月曜日担当の篠﨑です。初めてのエンジニアブログですが、今回は、3/29放送の毎日AWS #168のトークスクリプト の公開をさせていただきます。
耳だけではなかなかよく分からない!流れてしまう!ということもあるかと思いますので、ぜひこちらのブログも見ながら聞いていただければと思います!
ではさっそく最新1日のアップデートを見ていきましょう。
今回は 3月26日、5件のアップデートがありました。
トークスクリプト
メトリクスの異常検出サービスAmazon Lookout for Metricsが一般提供開始
2020年のre:Inventで発表されたサービス、Amazon Lookout for MetricsがGAされたというアップデートになります。
Amazon Lookout for Metricsはメトリクスの異常や予期しない変更を検出する機械学習サービスで、問題をすばやく、適切に発見することがでます。
顧客のライブデータをCSVまたはJson形式で入力することで、異常検出モデルを作成することができます。
主な特徴としては
S3やRedshiftなどの主なAWS サービスのほかに、SalesforceやZendeskなどのサードパーティのSaaSアプリケーションをデータソースとして接続できるいった点があります。
検出された異常をグループ化することができ、異常グループに対して単一のアラートを送信したり、検出された異常をクリティカル順にランク付けができること
人間参加型フィードバックができるので、継続的な改善ができ、モデルの精度とパフォーマンスの改善をすることができること
東京リージョンでも利用可能ですので、Amazon Lookout for Metrics 一度検証してみてはいかがでしょうか?
AWS Security HubでAmazon Macie から機密データの検出結果を取り込み可能に
こちらはAWS Security HubとAmazon Macieの統合に関するアップデートになります。
Amazon Macieとは、クレジットカード情報や個人情報などの機密データを検出および、保護するサービスとなっています。
これまでもAWS Security HubではAmazon Macie経由でS3バケットのポリシー違反について表示することが可能でしたが、 今回のアップデートで、S3バケット内の機密データの検出結果についてもAWS Security Hubで取り込めるようになりました。
AWS Security Hubに検出結果を取り込めるようになったことで、AWS Security Finding Format ASFF と呼ばれる標準的な出力形式にすることができるため、 検出結果の検索や運用をより簡素化することができるようになります。
機密データの管理をAmazon Macieで管理していた方はぜひ、Security Hubから確認してみてください。
大阪リージョンでAWS BackupとAmazon EFS One Zoneが利用可能に
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2021/03/aws-backup-available-osaka/ https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2021/03/lower-cost-storage-classes-for-amazon-elastic-file-system-are-now-available-in-asia-osaka-region/
大阪リージョンで利用可能なサービスが増えたというアップデートになります。
2つ別々にアップデートがでていたのですが、大阪リージョンのアップデートということで一つにまとめさせていただきました。
これらのアップデートにより、ますます大阪リージョンが使いやすくなりますね。
大阪リージョンについてはこれからも利用できるサービスが増えていくかと思いますので、注目していこうと思います。
AWS License Managerで自動検出の除外ルールを設定可能に
Licenseを自動検出する際に、その自動検出から除外する条件をAWSアカウントIDやタグで指定することができるようになったというアップデートになります。
AWS License Managerとは、MicrosoftやOracleといったソフトウェアベンダーからのソフトウェアライセンスを一元管理することができるサービスです。
AWS License Managerでは、ライセンス構成を決めることで、ライセンスの使用量を制限することができるのですが、今回のアップデートによって、その制限から除外するルールを指定することができるようになりました。
ライセンス管理でAWS License Managerはぜひ一度確認してみてください。
Amazon Kinesis Data AnalyticsはApache Flink バージョン1.11でPythonをサポート
Amazon Kinesis Data Analyticsのアップデートになります。
Amazon Kinesis Data AnalyticsはApache Flinkというデータストリームを処理するためのエンジンを利用して、ストリーミングデータをリアルタイムで変換および分析することができるサービスとなっています。
これまでは、Javaで構築されたストリーミングアプリケーションなど利用できましたが、今回のアップデートにより、Python3.7で構築されたアプリケーションをサポートされるようになりました。
Python3.7を使用してストリーミングアプリケーションを開発されている方でデータ分析の導入を検討している方は、ぜひAmazon Kinesis Data Analyticsを使用してみてはいかがでしょうか
以上5件、3/26 のアップデートでした。
最後に
今回のアップデートはいかがだったでしょうか? 引き続き、毎日AWSでは日々のアップデート情報について放送をしていきますので、よろしくお願いします!!
■ Podcast でも配信中! Apple Podcast や Spotifyなど、各種配信サービスにて「サーバーワークス」で検索!
■ 過去の放送一覧はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=PLCRz5JqTKzfmHYSSSQhs2Y-qPFU201s3p
■ サーバーワークスSNS Twitter: https://twitter.com/serverworks Facebook: https://www.facebook.com/serverworks