数字で振り返る2022年のCloud Automator

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いつもCloud Automatorをご利用いただきありがとうざいます。

Cloud Automatorは2014年7月にサービス開始し、たくさんのお客様に支えられながら今年で8年を迎えることができました。これも日頃よりCloud Automatorをご利用いただいているお客様のおかげと感謝しております。この場を借りてお礼申し上げます。
ブログ執筆時点では1693のお客様に2686アカウントをご利用頂いております。
今年はGoogle Cloudを対象とするアクションをリリースして新しい一歩を踏み出した年となりましたしたが、そんな一年を数字で振り返ってみたいと思います。

+10 new features

ロードマップページで公開させていただいている機能単位で振り返ると、2022年には新しく10個の機能をリリースしました。この数字はロードマップで公開させていただいている単位となりますので、既存機能の細かいアップデートを含めると数十のアップデートをしております。

  • Google Cloud対応の開始および「Compute Engine: マシンイメージを作成」アクションの追加
  • Amazon FSxのバックアップ作成アクションの追加
  • RDS(Aurora): DBクラスタースナップショットをリージョン間でコピーアクションの追加
  • ジョブワークフローの機能追加
  • WorkSpaceの再構築アクションを追加
  • 即時実行トリガーを「手動トリガー」へ変更
  • ジョブ実行開始遅延時の実行キャンセル機能を追加
  • タイマートリガーの毎月の曜日指定に対応
  • RDS(Aurora) DBインスタンスのDBインスタンスクラスの変更アクションを追加
  • RDS DBインスタンスのDBインスタンスクラスの変更アクションを追加

40K jobs

現在Cloud Automatorにはお客様に登録したジョブが約4万件登録されております。Cloud Automatorの細かなスケジューリング機能によって、毎日はもちろん、月に1回、第3水曜日のみ、祝日のみなど様々な条件のジョブが登録・実行されています。

+4M jobs executed

Cloud Automatorは2022年に約400万件のジョブが実行されました。日によって前後しますが、1日あたり約1万件弱のジョブが動作しています。Cloud Automatorではジョブの成功率99.98%を目標として掲げており2022年トータルでこの目標を達成しました。
お客様に新しい価値を提供することはもちろんですが、安心してご利用いただけるように引き続き安定したサービス提供を心がけてまいります。
※Cloud Automatorはジョブ開始時刻の遅延時間や、主要ページのレスポンスタイムなど他にも様々な目標値を掲げています。

+6M AWS resources

Cloud Automatorは2022年に600万件のAWSリソースを操作しました。これにより、たくさんのお客様のコスト削減や運用負荷の削減に貢献してきました。円安状態が続いておりますので、今まで以上に利用しない時間にAWSリソースを停止してコスト削減をすることの重要性が増しております。

Next year

ブログ冒頭に書きましたGoogle Cloudへの対応ですが、まだはじまったばかりです。Google Cloudをご利用のお客様にもCloud Automatorをご活用いただけるように様々な機能のリリースを計画しております。
もちろん、AWSをご利用のお客様がさらに快適な運用ができるようにAWSの機能も拡充してまいりますので、ご期待ください。

それでは、どうぞ良いお年をお迎え下さい!

Cloud Automator(クラウドオートメーター)とは、ノンプログラミングでAWS運用を自動化し、AWSの利用を最大限に引き出すサービスです。バックアップや災害対策、AWS費用の削減を実現する「ジョブ」と、AWSがガイドライン通りに運用されていることを継続的に確認する「構成レビュー」という2つの機能をご提供しております。