AWS Cost Explorerで「EC2 その他」と表示される部分の内訳を確認する方法(2023年版)

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エンタープライズクラウド部の山下(祐)です。 以前、下記のブログで、AWS Cost Explorer(以下、Cost Explorer) でサービス名が「EC2 - Other」と表示される部分の内訳を確認する方法をご紹介しましたが、Cost ExplorerのUIが変更されたため、改めて新UIでの確認方法をご紹介します。

blog.serverworks.co.jp

確認手順

1.画面右のレポートパラメータにて、「グループ化の条件」の「ディメンション」を「使用タイプ」にします。


2.「フィルター」の「サービス」で「EC2 - Other」を選択し、「適用」ボタンを押下します。


これで、「EC2 - Other」の内訳のみが表示されます。


ただ、これだと項目が多いですね。これを更に絞る場合は、下記に記載する方式で可能です。

おまけ(「EC2 - Other」の結果を更に使用タイプで絞る)

上記の「確認手順」を実施した状態で、「フィルター」の「使用タイプ」にて、見たい使用タイプを選択し、「適用」ボタンを押下します。今回は、gp3のEBSボリュームの利用料だけを見てみます。


gp3だけの利用料が表示されました。

まとめ

以上、新UIのCost Explorerで「EC2 - Other」の内訳を確認する方法でした。

前回のブログでも書きましたが、EBSのスナップショットなど、うっかり削除し忘れがちなリソースも含まれていますので、余計なコストを発生させないようにマメに確認することをおすすめします。(相変わらず、自戒の念も込めて。。)

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

山下 祐樹(執筆記事の一覧)

2021年11月中途入社。前職では情シスとして社内ネットワークの更改や運用に携わっていました。 2023 Japan AWS All Certifications Engineers。