Cloud Automatorに、Amazon ElastiCacheクラスターのノードタイプを変更するアクションが新しく加わりました。

概要
新たに「ElastiCache: ノードタイプを変更」アクションをリリースしました。
このアクションを利用すると、ElastiCacheクラスターのノードタイプを自動的に変更することができます。
利用時間帯に応じてノードタイプを動的に変更したい、夜間や休日の利用していない時間帯のコストが無駄になっている、手動でのノードタイプ変更作業が負担になっている、といった課題にお悩みの方にご活用いただけます。
たとえば、開発環境で運用しているElastiCacheに対して夜間にノードをスケールダウン、朝にノードをスケールアップすることで、AWSの利用料金を抑えられます。
アクションの利用に必要な権限の追加
「ElastiCache: ノードタイプを変更」アクションを利用するには、IAMロールまたはIAMユーザーに対して ElastiCache と Price List の権限を付与しておく必要があります。
権限付与の手順は、Cloud Automator のAWSアカウントとしてIAMロールとIAMユーザーのどちらの情報を登録しているかで異なります。
IAMロールを登録している場合
以下の記事を参考に、IAMロールの権限を最新のものに更新する操作を行ってください。
【Cloud Automator】AWSアカウントのIAMロール権限更新を簡単に行えるようになりました - サーバーワークスエンジニアブログ
IAMユーザーを登録している場合
AWSマネジメントコンソールにて、IAMユーザーに以下の内容のインラインポリシーを追加してください。
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": [ "elasticache:ModifyCacheCluster", "elasticache:ModifyReplicationGroup", "elasticache:DescribeCacheClusters", "pricing:GetProducts" ], "Resource": "*" } ] }
ジョブの作成方法
1.Cloud Automatorのジョブ作成画面のアクション選択フォームで「ElastiCache: ノードタイプを変更」アクションを選択します

2.アクションを実行する際に使うAWSアカウントを選択します

3.アクションのパラメーターを設定します

各パラメーターの詳細については、アクションのマニュアルをご覧ください。
おわりに
今後のリリース計画については、ロードマップページにて公開しております。
これからもCloud Automatorをよろしくお願いいたします。