【AWSアプデ 07/01】AWS Storage Gateway が 大阪リージョンで利用可能に 他9件【#毎日AWS #229】

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はじめに

今回は、 07/01のアップデートについて紹介していきます。
こちらの内容については、YoutubeやPodcastでもアップロードしているので、気になる方はぜひチェックしてください。


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では、さっそく最新1日のアップデートを見ていきましょう。
今回は 07/01、10件のアップデートがありました。

アップデート内容

AWS Storage Gateway が 大阪リージョンで利用可能に

AWS Storage GW が大阪リージョンに対応しました。

■ Strage GW とは

  • オンプレミス環境から AWS で提供されるストレージサービスへのアクセスを提供するサービス。
  • 利用することで、オンプレミスアプリケーションは、実質無制限のクラウドストレージを利用することが可能です。
  • 現在、接続先ストレージサービスとしては、S3, S3 Glacier, FSx for Windows ファイルサーバなどが挙げられます。

オンプレミス拠点が東京より大阪に近いお客様は、大阪リージョンのStorage GW を使用することで、ワークロードを低遅延で実行できます。

Amazon ECS 用 Bottlerocket AMI が利用可能に

Amazon EC2 並び、Amazon ECS に関するアップデート。

Amazon ECS-optimized Bottlerocket AMI が登場し、EC2 でローンチできるようになりました。

Bottlerocket AMI とは、コンテナ実行に必要なソフトウェアのみがインストールされた Linux ベースの OS。

もともと EKS や K8s 向けの Bottlerocket AMI はあったのですが、今回新しく ECS 向けも登場しました。

■ メリット

  • ほかの Amazon ECS-optimized AMI と比較して、最小構成である Amazon ECS-optimized Bottlerocket AMI は攻撃対象領域が狭いため、セキュリティリスクを減らせます。
  • さらにBottlerocket OS はアップグレード方法がシンプルなため、メンテナンスコストが少ないです。
    具体的には個々のソフトウェアを更新するのでなく、完全なファイルシステムイメージをまるごとダウンロードして再起動することで、アップグレードが完了します。
    なお、Bottlerocket ECS Updater と呼ばれるサービスコンテナを ECS クラスター内で立ち上げることで、自動アップグレードも実現できます。

■ リージョン

すべての AWS 商用リージョンの Amazon EC2 インスタンスでローンチ可能です。

ECS と EC2 を用いてコンテナワークロードを実行する場合は、こちらの AMI の利用をご検討してみてください。

Amazon WorkSpaces アンドロイドクライアントアプリで、セルフサービス管理機能が利用可能に

Amazon WorkSpaces に関するアップデート。

〇 Amazon WorkSpaces Android Client アプリ

  • Andoroid OS で実行されるクライアントアプリ
  • WorkSpaces へ接続することができます

〇 セルフサービス管理機能

  • WorkSpaces の利用者が自身で WorkSpaces の管理アクションを実行できる機能
  • 管理アクションとは、WorkSpaces の再起動や、WorkSpaces バンドルの変更など
  • この機能により、IT チームは WorkSpaces の管理を利用者自身にオフロードすることができます。

要するに、今回のアップデートで、WorkSpaces の利用者自身の Android デバイスから WorkSpaces の管理をできるようになったということみたいです。

■ メリット

  • セルフサービス管理機能の利用デバイスが増えたことで、ITチームはさらに多くの WorkSpaces 利用者にWorkSpaces 管理タスクをオフロードできます。
  • モバイルデバイスから実行できるようになったので、WorkSpaces 利用者自身もより手軽に WorkSpaces の管理が行えますね。

こちらのアプリは GooglePlay から入手可能です。

IOS はまだ対応していないみたいです。

参考: https://docs.aws.amazon.com/workspaces/latest/adminguide/trusted-devices.html

ではここから、その他のアップデートについて、タイトルだけ一気にご紹介します。


AWS Solutions Implementation に Tag Tamer ソリューションが登場、一貫したタグ付けを行える WebUI を簡単実装できるように

AWS DataSync が SACLs を SMB から Amazon FSx for Windows File Server にコピーできるように

AWS Glue DataBrew が 新しく 14 種類のデータ型を識別可能に

AWS Glue DataBrew がバックスラッシュ区切り文字の CSV ファイルをサポート

AWS Glue Schema Registry が JSON スキーマをサポート

AWS IQ が添付ファイルをサポート

Amazon GameLift FlexMatch に BatchDistance ルールが新しく追加、文字列や数値でプレイヤーをグルーピング可能に


以上10件、07/01のアップデートでした。

最後に

過去の放送やSNSもやっているのでフォローしていただけると嬉しいです!

また来週!


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