【Amazon Connect】管理機能のデータ構造を勝手に図にしてみます

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概要

Amazon Connectを利用するために、管理機能画面を利用して設定を行いますね。
設定するにあたって、「ルーティングプロファイルとキューの関係ってどんなだっけ?」とか、「発信するときの電話番号ってどう特定するんだっけ?」と迷うことはありませんか?
私はあります。

その都度管理画面を開き、なんとなく思い出す感じなのですが、データ構造をER図っぽくしたら何か加速するかなと思い作図してみました。

あくまでも管理画面から想像した図であって、実際のAmazon Connectのデータ構造をもとにした図ではありませんので、ご注意ください。

Amazon Connect 設定データ構造の推測図

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使い方例

エージェントが発信した際に相手先へ通知される電話番号はどれ?

  1. エージェント(=ユーザー)からルーティングプロファイルが特定されます
  2. 発信時のキューは、ルーティングプロファイルのデフォルトアウトバウンドキュー設定となるため、キューが特定されます
  3. キューのアウトバウンド発信者ID番号へ設定した電話番号が発信時に相手先へ通知される電話番号となります

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相手先へ通知する番号を分けたい場合、ルーティングプロファイルを分ける必要があることがわかります。
余談ですが、架電時にアウトバウンドキューを変更することで、相手先へ通知する電話番号を変化させることができます。

エージェントへ着信するキューはどれ?

  1. エージェント(=ユーザー)からルーティングプロファイルが特定されます
  2. ルーティングプロファイルへ関連付けられたキューリストがエージェントへ着信するキューとなります

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管理機能画面のイメージ

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受け付ける業務やスキルのセットごとにルーティングプロファイルを作成し、エージェントへ割り当てが必要なことがわかりますね。

最後に

設定データ構造を頭の中に描くことで複雑な設定も整理できると良いかなと思います。
アンオフィシャルな図ではありますが、参考になれば幸いです。