Claude Opus 4.6がリリースされたので最速で触ってみた
はじめに
2026年2月6日午前3:00頃、AnthropicからClaude Opus 4.6がリリースされました。本記事では公開直後に触ってみた所感を、注目ポイント3つに絞ってお伝えします。
1. コンテキストウィンドウが100万トークンに

Claude Code v2.1.32からOpus 4.6が選択可能になっています。起動するとモデル名に「Opus 4.6」と表示されているのが確認できます。

/context コマンドでコンテキストウィンドウの情報を確認してみましたが、デフォルトではトークン数が以前と変わっていません。

/model opus[1m] コマンドでモデルを切り替えると、コンテキストウィンドウが100万トークンに拡張されます。

再度 /context で確認すると、34k/1000k tokens と表示され、Free spaceが933k(93.3%)になっていることが確認できます。100万トークンがしっかり有効になっていますね。

ただし注意点として、Opus 4.6の1Mコンテキストは、APIとClaude Codeの従量課金(pay-as-you-go)ユーザーのみが対象です。Pro、Maxのサブスクリプションユーザーはローンチ時点では利用できません。実際にClaude Maxサブスクリプションで試したところ、「The long context beta is not yet available for this subscription.」というエラーが返ってきました。

APIキー(API Usage Billing)を使用する設定に切り替えたところ、1Mコンテキストが問題なく動作しました。なお、Bedrock経由での接続設定でも1Mコンテキストは利用できませんでした。
2. Amazon Bedrockでも利用可能に

Amazon Bedrockのモデルカタログを確認すると、東京リージョンでもClaude Opus 4.6が利用可能になっています。AWSを基盤としている企業にとっては、既存のインフラ上でそのまま最新モデルを活用できるのは大きなメリットです。

推論プロファイルを確認すると、Opus 4.6はOpus 4.5と同様にグローバルの推論プロファイルのみ提供されています。日本(JP)やアジア太平洋(APAC)のクロスリージョン推論プロファイルはまだ用意されていないようです。
最大トークンが1Mとなっています。
3. エージェントチーム機能の追加
Opus 4.6のリリースに合わせて、Claude Codeにエージェントチーム機能が追加されました。複数のClaude Codeインスタンスをチームとして協調させる機能で、1つのセッションがチームリーダーとなり、他のチームメイトにタスクを割り振って並行作業を行えます。
サブエージェントとの違い
既存のサブエージェント機能との主な違いは以下の通りです。
| サブエージェント | エージェントチーム | |
|---|---|---|
| コンテキスト | 独自のコンテキストウィンドウ、結果は呼び出し元に返る | 独自のコンテキストウィンドウ、完全に独立 |
| コミュニケーション | メインエージェントへの結果返却のみ | チームメイト同士が直接メッセージ可能 |
| 調整方法 | メインエージェントが全作業を管理 | 共有タスクリストで自律的に調整 |
| 適したケース | 結果だけが必要な集中タスク | 議論・協調が必要な複雑な作業 |
有効化方法
現時点ではexperimental機能のため、デフォルトでは無効です。settings.json に以下を追加するか、環境変数として設定することで有効化できます。
{ "env": { "CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS": "1" } }
使い方
有効化後、自然言語でチームの作成を指示するだけでチームが構成されます。たとえば以下のように指示できます。
PRの#142をレビューするチームを作って。 セキュリティ担当、パフォーマンス担当、テストカバレッジ担当の3人で。
表示モード
エージェントチームには2つの表示モードがあります。
- in-process(デフォルト): 全チームメイトがメインターミナル内で動作。Shift+Up/Downでチームメイトを選択してメッセージを送信できます。
- split panes: 各チームメイトが独自のペインで動作。tmuxまたはiTerm2が必要です。
なお、筆者の環境ではドキュメント通りに設定を行いましたが、エージェントチーム機能を有効にすることはできませんでした。APIキー、Bedrock、Max Planのそれぞれで試しましたが、いずれも有効になりませんでした。リリース直後のため、段階的に有効化される可能性があります。
settings.jsonを以下の設定のみにしたところ動きました。
{ "env": { "CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS": "1", "teammateMode": "tmux" } }
tmuxのペインが作成され各エージェントが実行されます。

詳細は公式ドキュメントをご覧ください:https://code.claude.com/docs/en/agent-teams
まとめ
Claude Opus 4.6は、コンテキストウィンドウの大幅拡張、Bedrock対応、エージェントチーム機能と、実務で嬉しいアップデートが揃ったリリースになっています。引き続き触っていきながら、活用方法を探っていきたいと思います。