## はじめに
こんにちは。 サーバーワークス CS部 岡部です。
現地時間で明日からラスベガスで開催される、AWS 最大の学習カンファレンス 「AWS re:Invent 2025」 に参加します。
これから会期中、現地の熱気や最新のアップデート情報、そしてラスベガスの様子を毎日ブログでお届けしていく予定です。
記念すべき第1日目の今日は「移動日」です。
日本からラスベガスまでは、乗り継ぎを含めると10時間以上、場合によっては丸一日かかる長旅です。
現地に到着してからフルパワーでセッションに参加するためには、「いかに移動のストレスを減らし、体力を温存するか」 が最初の技術的課題(?)と言っても過言ではありません。
今回は、私が実際に試して効果抜群だった 「長距離フライトを快適にする三種の神器」 と、時差ボケ対策についてご紹介します。
長距離フライトをハックする「三種の神器」
機内という限られたスペース・リソースの中で、いかに快適な環境を構築するか。
エンジニアとしてはこだわりたいポイントです。今回持参して正解だったアイテムたちを紹介します。
1. ノイズキャンセリングヘッドホン
これはもはやインフラです。エンジンの轟音をカットしてくれるだけで、脳への負担が段違いに減ります。
音楽を聴くためというよりは、「静寂を手に入れるため」 に装着していました。これがあるだけで、睡眠の質が確保され、到着後のパフォーマンスに直結します。

最近購入した "シリコン" タイプの耳栓も利用しましたが、ノイズキャンセリングヘッドホンの方が静かですし、音楽も聞けるので一石二鳥でした。

2. ARゴーグル(スマートグラス)
今回、個人的に持ち込んで一番良かったのがこれです! 機内のエンターテインメントシステムは画面が小さかったり、角度が見づらかったりしますよね。ARゴーグルを装着すれば、目の前に自分だけの巨大スクリーンが広がります。

- 姿勢が自由になる: 画面を見るために下を向く必要がないので、首が疲れません。
- 没入感: 狭い座席が、一瞬でプライベートシアターに変わります。
- 周りの視線: 自分だけに画面が見えるため、消灯後の暗い機内でも光漏れを気にせず楽しめます。
手持ちのスマートフォンやタブレットと接続して、ダウンロードしておいた技術動画や映画を見ているうちに、あっという間に時間が過ぎました。「物理的な画面の制約」から解放されるのは、ガジェット好きにはたまりません。
お気に入りの映画は「Blue Giant」です。泣けます。
3. 首をしっかり支えるネックピロー
「なんとなく持っていく」ではなく、「本当に合うもの」を選ぶのがコツです。
私はコンパクトながら肌触りのいいタイプを持参しました。 ARゴーグルで画面を見つつ、ノイキャンで音を消し、ネックピローで体を預ける。
これで「完全な要塞」が完成します。

時差ボケ(Jet Lag)への対策
ラスベガスと日本の時差は 17時間(冬時間)。昼夜がほぼ逆転します。 初日からキーノートやセッションが目白押しなので、時差ボケで頭が働かない事態は避けたいところ。私が実践している対策は以下の2つです。
飛行機に乗った瞬間から「ラスベガス時間」
搭乗した瞬間に時計をラスベガスの時刻に合わせます。
「日本は今◯時だから...」と考えるのをやめ、現地の夜の時間帯に合わせて機内で睡眠をとるようにコントロールしました。
水分補給を徹底する
機内は砂漠並みに乾燥しています。脱水状態は疲労感と時差ボケを悪化させるそうです。
アルコールは控えて、とにかく水を飲みました。トイレに立つ回数が増えるのは、エコノミークラス症候群予防のストレッチも兼ねられると割り切っています。
また、トイレに通うために、席は必ず通路側を指定しましょう。
トランジット
ロサンゼルス行きの飛行機は無事定刻通りの時間に到着したのですが、ロサンゼルスからラスベガス行きの飛行機が遅延しています。
経験者の方に聞くと、どうやらトランジット時に遅延することはよくあることのようです。

飛行機の中での対策も重要ですが、飛行場内の待機時間対策もしっかり行うと良いと反省しました、、、
さいごに
明日からは技術的なセッションのレポートや、注目の新サービスについてガッツリ書いていく予定です。
(もちろん、現地の食事や雰囲気もお伝えできればと思います!)
それでは、明日の更新もお楽しみに!
岡部 純 (執筆記事の一覧)
カスタマーサクセス部所属
AWS資格全冠取得、2024 - 2025 All Certifications Engineers
マルチアカウント、AWS Organizations 運用を得意としています