コーポレートエンジニアリング部の宮澤です。
以下のGoogleWorkspaceアップデートブログで公開されている通り、管理者側からカスタムしたバーチャル背景を配布できるようになりました。
workspaceupdates.googleblog.com
なぜこの設定が便利か?
昨今、在宅ワークも一般化してきて、Web会議を利用することが多くなっています。
そんななか、Web会議でのコミュニケーションを円滑にするために、Webカメラをオンにして話すことが重要だったりします。
しかし、在宅の場合にはプライベートな空間が見えてしまうため、カメラをオンにしにくいのですが、バーチャル背景を利用することでこれを隠すことができます。
今回のアップデートによって、管理者側からバーチャル背景が配布できるようになったので、会社でデザインしたオリジナルのバーチャル背景を従業員に簡単に配布することができるので、利用者側からすると、個別設定などをする必要なく、配布された壁紙を利用することができます。
管理者設定
Google Workspaceに管理者アカウントでログインして、以下のURLを開きます。
https://admin.google.com/ac/appsettings/725740718362
"Meetの動画設定"の項目を開きます。
スクロールをしていくと”ビジュアルエフェクト”の項目があるので鉛筆マークをクリックします。
”ユーザーは自分の背景を管理者によって提供されたカスタム画像に変更できる”にチェックを入れて”画像を追加”を押します。
GoogleDriveから画像を選択して”追加”を押します。
※事前にバーチャル背景画像をGoogleDriveにアップロードしてください。
※バーチャル背景を保存したGoogleDriveはユーザーに閲覧権限を付与してください
GoogleDriveで権限が設定されている場合エラーが出てしまいますが、”保存”を押します。
利用者
利用者はバーチャル背景設定の画面を開くと、以下のように会社マークが付いたバーチャル背景が利用できます。
まとめ
今回のアップデートによって、管理者からバーチャル背景の配布が簡単にできるようになりました。
会社でWeb会議をする場合に、会社でデザインしたバーチャル背景をみんなで使うことができて、統一感が出て非常に良いなと思いました。
宮澤 慶 (記事一覧)
コーポレートエンジニアリング部 情報システム 管理者