GoogleWorkspaceのDMARC設定手順を紹介!なりすましやフィッシングからの保護を

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コーポレートエンジニアリング部の宮澤です。
今回は、GoogleWorkspaceのDMARC設定をしたので、その手順を紹介したいと思います。

DMARCとは

DMARC(Domain-based Message Authentication Reporting and Conformance)は、Eメールでの、送信ドメイン認証技術です。
これを設定することにより、なりすましやフィッシングへの保護を行うことができます。
またDMARCは、DKIMなどのドメイン認証を補強するための技術になっているので、これ単体で設定するのではなく、事前にDKIMの設定が行われている必要があります。

Route53の設定

弊社ではAWSが提供しているRoute53を利用しているので、そちらで設定する手順を記載します。
DMARCの設定は、以下の参考記事に記載されている通り、そんなに難しくはありません。

Route53を開き、自社で利用しているGoogleWorkspaceのドメインを開き、レコードの追加を押します。
その後、以下のように値を入力して"レコードを作成"を押します。

レコードタイプ TXT
レコード名 _dmarc
v=DMARC1; p=none; rua=dmarc@mydmain.co.jp
ルーティングポリシー Simple
TTL 300

※mydomain.co.jpは自社のドメインに置き換えて設定してください。

dmarc-r53

動作確認

該当するGoogleWorkspaceからメールを送り、受け取った側でメールのソースを確認します。

dmarc-gmail

参考記事

support.google.com

 

support.google.com

 

 

宮澤 慶 (記事一覧)

コーポレートエンジニアリング部 情報システム 管理者