Cloud Automatorにジョブを整理する「ラベル機能」を追加しました。

概要
Cloud Automatorに、運用ジョブをより分かりやすく整理し、目的のジョブを素早く見つけ出すための「ラベル機能」が追加されました。この機能により、各ジョブに対して複数の任意の情報を「ラベル」として登録し、それらのラベルを使ってジョブを検索することが可能になります。
これまで、多数のジョブを管理する際には、既存の検索機能だけでは検索の粒度に課題がありました。また、ジョブ名に情報を詰め込むことで検索性が下がり、誤操作のリスクも懸念されていました。
ラベル機能はジョブに「本番環境」や「開発環境A」、「〇〇サービス用」といったラベルを付与でき、検索性が大幅に向上します。大量のジョブから目的のものを探す手間を減らし、効率的なジョブ管理を実現します。
利用方法
ラベルを付与・解除する
既存のジョブに対して、ジョブ一覧画面から任意のラベルを複数付与したり、解除したりすることができます。

ラベルでジョブを検索する
ジョブ一覧画面の詳細検索で、付与したラベルを指定してジョブを絞り込むことができます。登録済みのラベルは入力時にサジェストされます。

付与したラベルを確認する
ジョブに付与されたラベルは、ジョブ一覧画面およびジョブ詳細画面で確認できます。

注意点
- 1つのラベルに設定できる文字数は最大50文字です。
- 1つのジョブに付与できるラベルの数は最大20個です。
- 1つの組織で作成できるユニークなラベルの数は最大1,000個です。
- ワークフロー専用ジョブにはラベルを付与できません。
- ジョブにラベルを付与・解除するには、対象のジョブに対する「ジョブ更新権限」が必要です。
おわりに
今回のラベル機能追加により、Cloud Automatorでのジョブ管理がより快適になることを期待しております。
今後のリリース計画については、ロードマップページにて公開しております。 これからもCloud Automatorをよろしくお願いいたします。