とにかく早くAmazon Connectの運用を開始したいあなたへ

記事タイトルとURLをコピーする

Amazon Connect専任担当の丸山です。
案件のご相談は大きく2タイプあります。

  • とにかく早く、1秒も早く使いたい、なるはやで
  • 計画リプレースなので時期はこのくらいで

本日は前者の方に向けて、一番早くAmazon Connectを運用にのせる方法をご案内いたします。 急いでる方はどうぞこちらの手順で身を任せてください。

f:id:swx-maruyama:20200918104356p:plain

まずはざっくりご相談ください

お問合せフォームからのご連絡がおすすめです。
ご要件やご不安に対して回答いたします。

ちなみにお電話でお問い合わせいただいたい場合は、Amazon Connect で応対しております。
音声品質もついでに確認したい場合はお電話でもどうぞ。

AWSアカウントを用意する

サーバーワークスではAWSリセールサービスを提供しています。 Amazon Connectを含めたサポート体制つきです。 下記からお申し込みいただけます。 https://www.serverworks.co.jp/services/piece.html

すでにAWSアカウントをお持ちの方向けの参考情報
どんなときにAmazon Connectインスタンスをわける?わけない? - サーバーワークスエンジニアブログ

ミニマムスタートプランを申し込む

サーバーワークスでは、早い・安い・おいしい「ミニマムスタートプラン」をご用意しています。
こちらにお申し込みいただければ一番早く環境の準備が可能です。

ミニマムスタートプランのヒアリングシートを書く

Amazon Connect 構築後に変更できないのは2点だけです。

  • URL(コールセンターのオペレータの方がアクセスするURL)
  • ユーザー認証方式

この2つ以外はあとから自由に変更可能です。
ひとまず決まっている範囲でばばっと書いてしまいましょう。

サービスインで実装する範囲を決める

できるだけ Amazon Connect の仕様にあわせた運用に寄せていただくことをおすすめします。
ミニマムスタートプランでは提供していない設定の対応や機能の開発はオプションとして承ることが可能です。
あとから機能追加や変更は可能なので、スピード優先であればシンプルな要件で開始することをおすすめします。

セキュリティー要件は慎重に検討する

個人的にはSAML連携を推奨しています。
あとから変更したくなった場合はAmazon Connectの再構築になるので慎重にご検討ください。

参考情報
特定の接続元IPアドレスだけAmazon Connectを使いたいあなたへ - サーバーワークスエンジニアブログ

Amazon Connectの環境ができあがるのを待つ

弊社リソースの都合もございますが、ミニマムスタートプランの構築は動作確認およびドキュメント整理を含めて1時間かかりません。
のんびり待つほど時間がないので運用開始に向けて準備を進めましょう。

できあがった環境を試す

環境できあがりました!といわれても何から確認していいのか、つかってみたら気になる点があるけど変更できるのかどうか、いろいろわからないと思います。
サーバーワークスは「はじめてのAmazon Connect動作確認チェックリスト」というものをお渡していいます。
確認すべき項目や利用時に気をつけるべき点、変更できる範囲についてまとめているのでご安心ください。

運用に合わせて環境を整える

アナウンスする文言の変更や利用ユーザーの追加など必要に応じて環境を整えましょう。
貴社で自由に設定を変更することが可能です。

電話の練習をする

実際に電話をかけたりうけたりしてみましょう。

サーバーワークスでは - 管理者向けスタートガイド - オペレータ向けスタートガイド を提供しています。

AWSが提供している管理者ガイドは、詳細な情報が多くはじめての利用する場合には必要な情報が少々探しにくくなっています。
サーバーワークスのドキュメントでは、Amazon Connectを利用する管理者、オペレータが必要とする最小限の情報に絞ってご説明します。

ソフトフォンの使い方の動画もご用意しています。 www.youtube.com

障害に備える

Amazon Connect は対障害性の高いサービスです。
そのためサービス全体が利用できなくなる可能性は非常に低いものです。
しかしながらIP電話という特質上、部分的な障害が発生する可能性はあります。
そして、一番多いのはネットワークに起因する障害です。
どのような障害パターンがあり、そのときどのようにするのかの準備が必要です。

サーバーワークスでは、障害対応パターンとオペレータ、システム管理者のトラブル対応一覧をまとめたドキュメントを提供しています。

サービスクォート確認

AWSにはサービスクォートというものがありまして、Amazon Connectにもあるのですが…細かいことは気にしなくてOKです。
「インスタンスあたりの同時通話数」だけ確認しましょう。
同時通話数がどのくらいになりそうか、サーバーワークスに伝えるだけでOKです。
あとはこちらでいい感じにしておきます。
(そのときにきちんとご説明します)

利用開始、そして運用へ

ソフトフォンに予期しないエラー表示がでることもあるかもしれません。
サーバーワークスのリセールサービスにご加入いただいているお客様には、Amazon Connectに関するサポートもさせていただきます。
ご提供をしている障害対応パターンの説明に従って、お問い合わせください。

【おまけ】さらにもうちょっと便利に

サーバーワークスのリセールサービスにご加入いただいているお客様には、ちょっと便利なサーバーワークス独自カスタマイズソフトフォンを無償で提供しています。
Amazon Connect 標準ソフトフォンに比べ便利な機能が搭載されていますのでぜひご活用ください。

丸山 麻衣子(記事一覧)

Amazon Connect 専任担当
Amazon Connect の情報をお探しの方はこちらもどうぞ