AWS Systems Manager は、ハイブリッドアクティベーションという方法で、他のAWSアカウントのEC2インスタンスも管理対象にできます。
しかし、なんらかの理由で「やっぱり元のアカウントに管理を戻したい」となることもあります。 以下となります。
やりたいこと
[Before] ハイブリッドアクティベーション登録時
[After] 一部のEC2インスタンスの管理を戻す
作業手順
2つの手順が必要です。
- amazon-ssm-agent の接続先を変更
- Systems Managerで登録解除
amazon-ssm-agent の接続先を変更
amazon-ssm-agent の削除・再インストールしても接続先は変わりません。 接続先などの情報が /var/lib/amazon/ssm/ 配下に残ってしまうからです。まず、これを削除します。
$ sudo rm -rf /var/lib/amazon/ssm/*
その後、エージェントを再起動します。
# Amazon Linux の場合 $ sudo restart amazon-ssm-agent # Amazon Linux 2 の場合 $ sudo systemctl restart amazon-ssm-agent
これで自アカウントのSystems Manager に接続が開始されます。
Systems Managerで登録解除
アカウント1のSystems Managerに登録が残っているので削除します。
これで完了です。
渡辺 信秀(記事一覧)
2017年入社 / 地味な内容を丁寧に書きたい