こんにちは、大石です。

11月21日発売の日経ビジネスに「ビジネス革新を加速させるクラウドサービス」という特別版が同梱されていますが、こちらに当社のお客様であるワールドホールディングス様のAWS活用事例を公開致しました。

ワールドホールディングス様は、人材派遣業で業界4位、連結従業員1万4千人近くを擁する大企業です。こうした企業が「インフラは全てAWSに移行する」「そのためのパートナーとしてサーバーワークスを選択する」という判断をして下さっています。こうしたお客様のサポートができることは私たちとしても誇りに思いますし、事例として公開できることになりテンションも上がっています。

お客様からの問い合わせや案件数を見る限り、企業でのAWS導入はかなり進んできている実感はありますが、それでも未だ多くの方から「オンプレの方が安いのではないか?」という意見を頂くことがあります。

当然ワールドホールディングス様にもこのような疑問はあったはずなのですが、私がインタビューさせて頂いた時に、「当社はもともと人材派遣業がメインだったため、クラウドを使う判断は簡単だった」というお話を伺いました。つまり、

  1. 人材派遣とは「コアコンピタンスに集中し、コアでない業務はアウトソースする」ために利用するもの。当社がそうした事業を営んでいる以上、自分たちも「コア業務には集中する。それ以外(ITのケースでいえば、サーバーやインフラの所有・維持)は積極的にアウトソースするべきだという考えが元々あった
  2. 人材派遣業では時間の感覚を厳しく持っているため、IT資産を持つことによって発生するシステムの維持管理コストを厳しく見ている。その結果、クラウドに移行した方が大幅なものTCO削減が実現できると試算した。実際に移行したところ、80%ものTCO削減が実現できている

 

私も企業経営者として「時間よりも貴重な資源はない」と思うのですが、ワールドホールディングス様のように「業務にかかる時間をシビアに計算する」という考え方がもっと広がれば、クラウドの活用が進むだけでなく、 社員に無駄な時間を使わせない という意識にもつながり、残業の抑制やブラック化の歯止めにもなるのではないかと思うのです。

これをご覧の皆さまも、もし会社で「オンプレの方が安い」などと言われたら

「では会議で配る資料も手書きにしますか?」

と問うてみて下さい。

複写機を使った方が圧倒的に早くコピーできるので、多少の投資をしてでもみなさん複写機を使っていらっしゃるのだと思います。

comparison-between-onpremise-and-cloud

同じことはITの世界にも言えます。見た目の目的はオンプレとクラウドで変わらなそうですが、実際には「所有することによってまとわりつく不必要な業務」が大量に発生します。こうした違いは、結局のところITインフラの維持コストに、最終的には企業の競争力に影響してきます。こうしたムダを省き、より迅速に、変化に適切に対応できるインフラを持つことは、企業経営として自然なことの様に思われます。

 

人生とは時間そのものです。時間より貴重な資源はないと断言できます。

少しでも多くの人が、ハードを持ってしまったばかりに生じた「何も生まない」仕事から解放され、より人間的な、生産的な活動に従事できるようにするため、これからもクラウドが持つ “Super Power” を皆さんにお伝えし続けようと思います。