QuickSightに日付データを正しく認識させる方法について確認しました。
データソースによって日付フォーマットが様々
QuickSightでデータを可視化したい時に、参照するデータソースに日付が入っていることが多いと思います。 ただ、データソースによって、1つのフィールド(列)になっていたり、複数フィールドに分かれていたりと様々です。
例1 日付と時刻が同じフィールドの場合
日時 | データ1 | データ2 | データ3 |
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2020/1/01 16:10:10 | 渡辺 | 13 | 80000 |
例2 日付と時刻が別々のフィールドの場合
日にち | 時刻 | データ1 | データ2 | データ3 |
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2020/1/01 | 16:10:10 | 渡辺 | 13 | 80000 |
例1 日付と時刻が同じフィールドの場合
見た目は日時っぽい感じですが、String型になっています。
これをDate型に変換します。
スルッと変換できる場合もありますが、場合によってはフォーマットを指定する必要があります。
Date型への変換が成功すると、以下のような表示になります。
例2 日付と時刻が別々のフィールドの場合
日にちと時刻で列が分かれています。
残念ながら、これらを結合ということはできないので、新しく計算フィールドを追加します。
今回は以下の計算式を入れて、 日にち
と 時刻
を結合して 日時
フィールドを作成しています。
parseDate(concat(日にち, ' ', 時刻), "yyyy/MM/dd HH:mm:ss")
上手くいくと、以下のように新しいフィールドが追加されます。
参考URL
- サポートされていない日付またはカスタムの日付の使用 - Amazon QuickSight
- parseDate - Amazon QuickSight
- concat - Amazon QuickSight
渡辺 信秀(記事一覧)
2017年入社 / 地味な内容を丁寧に書きたい