【Amazon QuickSight】パラメータを使って異なるデータセットのカラムを1つのコントロールでフィルターする

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サービス開発課、濱岡です。 急に寒くなりましたね。体調管理には気をつけてくださいね!

今回はQuickSIghtのパラメータを使って異なるカラムを1つのコントロールでフィルターするをやってみます。

前提条件

QuickSIght上でにデータセットを2つ用意しています。

ユーザー側でyearで全体をフィルターしたいとします。 その場合、データセットが別のため、QuickSIghtのフィルター機能だとそれぞれフィルターを作成し、それぞれ選択しないといけません。

今回は、1つのコントロールで選択すれば、全体がフィルターされるように設定をします。

やり方

今回はこれを実現するために、QuickSIghtのパラメータを利用します。 このパラメータは値を入れておける変数です。

このパラメータをコントロールに追加し、ユーザーに変数をいれたり、変数を選択できる状況にします。 そして、このパラメータに入力された値を利用してフィルターを設定することで異なるデータセットの1つのコントロールでフィルターします。

では、実際にやってみます。

パラメータを作成する

パラメータを押下して追加を押下します。

パラメーター名を入力し、データ型を選択します。今回yearは数値なので数値を選択します。

※データ型はフィルターしたいカラムと同じデータ型ではないといけません。

1つの値を選択したい場合は、単一の値、複数選択したい場合は、複数の値を選択します。 今回は単一の値で設定します。 デフォルトの値を設定したい場合は、静的デフォルト値に値を入力します。

入力を終えたら、作成を押下します。

コントロールを追加する

コントロールの追加を押下します。

名前を好きな名前にしてください。

スタイルは今回はドロップダウンを選択しました。 特定の値を定義すると、自分で選択できる選択肢を定義できます。 今回はデータセットフィールドへのリンクを利用し、1つ目のデータセットのyearのカラムへリンクするよう設定します。

入力を終えたら、作成を押下します。

フィルター設定

1つ目の表を選択した状態でフィルターから追加を押下します。

フィルターしたいカラムを選択します。 今回はyearを選択します。

フィルターの名前を押下し、編集画面を開きます。 フィルタータイプをカスタムフィルターを選択し、パラメータを使用にチェックをいれ、先ほど作成したパラメータを選択肢、適用を押下します。

もう1つのデータセットのカラムに対しても同様にフィルターを設定します。

そうすると、コントロールで値を選択するとどちらもフィルターがかかるようになります。

まとめ

今回は、パラメータを使って異なるカラムを1つのコントロールでフィルターするのをやってみました! これを設定するといちいちこれもあれも設定して、、、とやらなくて済むので便利ですね!

皆様のお役に立てれば幸いです。

以上、濱岡でした!

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アプリケーションサービス部

プログラムを書くことが好きです