【速報版】re:Invent 2023 Keynote での発表されたサービスまとめ

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みなさんこんにちは。AWS CLI が好きなテクニカルサポート課の市野です。

さて、ラスベガスでは re:Invent 2023 が始まりましたが、現地時間 2023年11月27日 8:00 AM(日本時間 2023年11月29日 1:30 AM)より Adam Selipsky によるキーノートがありました。

以下、キーノート中に発表されたサービスと、AWS 公式ブログ、What's New の記事をまとめました。

発表されたサービス

1. Amazon S3 Express One Zone

highest performance and lowest latency cloud object strage

S3 Standard と比較してデータ アクセス速度を 10 倍向上、リクエスト コストを 50% 削減することができ、最も頻繁にアクセスされるデータセットに対して 1 分あたり数百万件のリクエストを処理できるように拡張することができるオブジェクトストレージ。

とのこと。

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2. AWS Graviton4

The most powerful and energy-efficient chip we have ever built

幅広いクラウド ワークロードに対応する、これまでで最も強力でエネルギー効率の高い AWS プロセッサ

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3. R8g Instances for EC2

Powered by AWS Graviton4

新しい Graviton4 プロセッサを搭載した最新のインスタンスタイプで、既存のメモリ最適化インスタンスよりも優れた価格パフォーマンスを実現。
R8g インスタンスは、ビッグ データ分析、高性能データベース、メモリ内キャッシュなど、最も要求の厳しいメモリ集中型のワークロードに最適。

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4. AWS Trainium2

Purpose-built chip for generative AI and ML training

第 1 世代の Trainium チップよりも最大 4 倍高速なトレーニングを提供するように設計されている。

  • 最大 100,000 チップの EC2 UltraCluster にデプロイ可能
  • 基礎モデル (FM) と大規模言語モデル (LLM) を 1 つの環境でトレーニング可能となる。
  • エネルギー効率も最大 2 倍向上

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5. Retrieval-Augmented Generation(RAG) with Knowledge Bases

フルマネージドの検索拡張生成(RAG)

Amazon Bedrock の基盤モデル (FM)を企業データに安全に接続して、検索拡張生成 (RAG) を行うことが可能となり、基盤モデルの再トレーニングなしで、より関連性があり、コンテキスト固有の、正確な応答を生成することが可能となる。
またナレッジベースから取得したすべての情報には、透明性を向上させハルシネーションを最小限に抑えるように出典が記載される。

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2023-11-28 20:00 加筆

弊社村上が Knowledge base for Amazon Bedrock について、より詳細に執筆した記事を公開しましたので、詳しくご確認されたい方は以下もご覧ください。

blog.serverworks.co.jp

6. Continued Pre-training for Amazon Titan Text Lite & Express

独自のタスク固有のラベル付きトレーニング データセットを提供することでモデルの精度を向上させ、基盤モデルをさらに特化させることができるカスタムモデルを提供。

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7. Agent for Amazon Bedrock

基礎モデル (FM) の推論機能を使用して、ユーザーが要求したタスクを複数のステップに分割することで、オーケストレーションの制御と推論の可視性が向上。

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8. Guardrails for Amazon Bedrock

責任ある人工知能 (AI) 戦略の一環。

企業のポリシーや原則に沿った適切で安全なユーザーエクスペリエンスを提供するための安全策を一貫して実装可能にします。

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9. Amazon Q

おそらく今回のキーノートの目玉となるサービスで、キーノート中、X(旧 Twitter のトレンドにも上がっていました。)

同時翻訳の日本語音声で聞こえてきていたキャッチコピーは「職場でのあなたを支援する/The cahllenges of AI chat applications at work」。

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10. Zero-ETL integrations with Amazon Redshift

Aurora からのペタバイト単位のトランザクション データに対して Amazon Redshift を使用したほぼリアルタイムの分析と機械学習 (ML) を可能にします。

[対象]

  • Amazon Aurora PostgreSQL
  • Amazon RDS for MySQL
  • Amazon DynamoDB

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11. Amazon DynamoDB zero-ETL integration with Amazon OpenSearch Service

カスタムコードやインフラストラクチャを使用せずに、DynamoDB データを自動的に複製および変換することで、DynamoDB データの検索を実行可能にします。

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12. Amazon DataZone Al recommendations

データのカタログ化と検出をさらに簡素化

従来、労働集約的だったデータカタログ作成プロセスを自動化可能にする。
Amazon Bedrockの大規模言語モデル (LLM) を利用して、データ資産とそのスキーマの詳細な説明を生成し、ワンクリックで包括的なビジネス コンテキストを生成可能にします。

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13. Amazon project kuiper

サービスが提供されていない、またはサービスが十分に受けられていない世界中のコミュニティに高速かつ手頃なブロードバンドを提供する目的で立ち上げ。

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雑感

私も日本からリアルタイムでライブ視聴しましたが、外部企業の偉い方が登壇されるとき、例年と違って Adam Selipsky がはけず、対談している風で進められている点が印象的でした。

予想通り Generative AI の話も多くありましたが、より強固な協業を印象付ける感じかな?と思いました。

まだまだ、re:Invent 2023 は始まったばかり。

現地組からのレポートも続々報告されると思いますので、よろしければ、以下の記事もご覧ください。

blog.serverworks.co.jp

ではまた。

2023-11-30 16:30 追記

現地時間 11月29日 8:30 AM(日本時間 11月30日 1:30 AM)の Dr. Swami Sivasubramanian の Keynoteで発表された Bedrock 関連のアップデートは以下で、弊社村上がまとめていますので、ぜひご覧ください。

blog.serverworks.co.jp

市野 和明 (記事一覧)

マネージドサービス部・テクニカルサポート課

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情シスだった前職までの経験で、UI がコロコロ変わる AWS においては GUI で手順を残していると画面構成が変わってしまって後々まごつくことが多かった経験から、極力変わりにくい AWS CLI での記事が多めです。