【ChatGPT】Whimsical Diagramsを使ってブレストしてみた

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はじめに

当記事ではGPTsの「Whimsical Diagrams」の使用方法についてご紹介します。

Whimsical Diagramsとは

Whimsical Diagramsは、様々な図を作成するプロダクトを展開しているWhimsical社が提供するChatGPTのGPTsです。 whimsical.com

ChatGPTで自然言語で指示すると、フローチャート、マインドマップ、シーケンス図を使用して概念を説明し、視覚化してくれます。

前提条件

OpenAI GPTsの詳細については割愛します。 詳細は公式サイトをご参考ください。

GPTsで利用するため、ChatGPTの有料プランを契約する必要があります。

使ってみた

まずは、Explore GPTs から Whimsical Diagrams を検索して選択します

Start Chatをクリック

あとはチャットフォームに文章を入力するだけです。

「生成AIの実務利用についてブレインストーミングしてください。」

簡単なアイディアだしをしてもらいました。

生成AIの実務利用についてブレインストーミングしてください。

構造化された文章と、マインドマップを画像として出力してくれます。

マインドマップ画像の出力結果

さらに、、、

View or edit this diagram in Whimsical. をクリックすると、Whimsical.comのサイトへ遷移し、 マインドマップをWebブラウザ上で編集することができます。

Whimcial.com

画像とURLを生成する前に、プライバシーポリシーに同意する必要があります。
Privacy policy | Whimsical ポリシー内容を確認し、Allowクリック

privacy policy

「インフラエンジニアにおける生成AIの実務利用についてブレインストーミングしてください。」

少し具体的に指示してみます。

インフラエンジニアにおける生成AIの実務利用についてブレインストーミングしてください。

編集してみた

Webブラウザ上の編集については操作性もよく、アイディアだしの邪魔をするようなこともなさそうです。

実務で利用するには前提やコンテキストを考慮する必要があるため、もちろんこのままアウトプットとして出すわけにはいきませんが、 直接編集できるという点はかなり便利だと感じました。

もっと深掘りしてほしい

アウトプットの数が少なく感じたので数を増やすようにもっと具体的な指示を出してみました。 「インフラエンジニアにおける生成AIの実務利用についてブレインストーミングしてください。1階層目は20個アイディアを出し、さらに5階層目まで掘り下げてください。」

インフラエンジニアにおける生成AIの実務利用

20個アイディアを20個出してくれませんでした。4x5で20と判断されたかもしれません。 指示の出し方が良くなかったかもしれません。

もっともっと深掘りしてほしい

どうしてももっと深ぼって欲しかったのでさらに具体的に指示してみましたが、画像とURLは生成してもらえませんでした。 「インフラエンジニアにおける生成AIの実務利用についてブレインストーミングしてください。1階層目でまずは20個アイディアを出し、そのアイディアごとにさらに5階層目まで掘り下げてください。」

欲を出しすぎたかもしれません。。

フローチャート図も作れる

フローチャート図の作成も試してみました。 「ドメインを移管するときの作業手順をフローチャート図にしてください。」

ドメインを移管するときの作業手順をフローチャート図にしてください。

指示がざっくりしてるので出力結果はまぁそうだよね。という感じです。 もっと具体的に前提や詳細な情報を与えるとより正確な出力結果を出してくれるものかと思います。

ドキュメントは作れない

ドキュメント生成用のプロダクトは提供していましたが、 ドキュメントのURLは生成されませんでした。 ※出力結果については精査しておらず、このまま手順として実行できるものではありません。

最後に

出力結果については簡単なブレストする分には十分な内容だと感じました。
マインドマップやフローチャートを0から作成する手間が省けて、そのまま続きを編集できるので サクッとアイディア出しや簡単な手順の確認をしたい時に使えるのではないでしょうか。

ぜひお試しください。

折戸 亮太(執筆記事の一覧)

2021年10月1日入社
クラウドインテグレーション部技術1課

屋根裏エンジニア