AWSマネージドなJupyter環境はAmazon SageMakerノートブックインスタンスやAmazon SageMaker Studioがありました。新しく登場したAmazon SageMaker Studio LabもJupyterLab環境ですが、いったいどのようなサービスなのでしょうか?
Amazon SageMaker Studio Labとは?
AWSマネージドなJupyter環境といえばAmazon SageMaker ノートブックインスタンスやAmazon SageMaker Studioでした。しかし、これらのデメリットは料金が発生するということ。小さめなスペックで用意しても停止し忘れ数千円の料金が発生することは皆さんも経験したかもしれません。そのためAWS環境と関係ないような軽作業や検証、学習にはあまり向かないかもという印象でした。とはいえローカルで環境を作成するのめんどうな場合もあり、デバイスが故障してしまえばどうしようもありません。
今回登場したAmazon SageMaker Studio Labは、アカウントを作成しただけで無料で利用できるJupyterLab環境です。"powered by" とあるのでAWSサービスというようりかは、AWSが提供する/AWSでホストされたといったイメージでしょうか?Amazon SageMaker Studio LabのアカウントはAWSアカウントとは全く別の扱いとります。
上記のAWS公式ブログによるとCPUかGPUか選択でき、プロジェクトごとに15GBのストレージが付いてくるそうです。学習目的なら15GBでも間に合いそうです。Amazon SageMaker Studio Labに近いものでいうとG○○gleのc〇lab〇rat〇ryがありましたが、ついにAWSからも登場したというわけです。
つかってみたかった
使用感を確かめるために実際に使ってみようと思ったのですが、プレビュー中なため後述のように順番待ちになってしまいました。。。Requestが通ったのでさっそく試してみました。
Request account
2021/12現在はプレビューのためSign upではなくRequest accountします。必要事項を入力し実行します。
Requestするとメールが飛んでくるのでVerify Emailします。
順番待ちぃ。。。
Create account & Sign in
Requestが通ると再びメールが届きます。create accountします。
再びVerify emailが必要だそうでします。
Sign inします。
Project作成
サインインできたのでプロジェクトを立ち上げます。compute typeでCPUかGPUを選択してStart runtimeします。
ちなみにここの画面ではそのほか様々な情報が閲覧できます。
Start runtimeするとプロジェクトのステータスがrunningとなり、time remainingが表示されます。プロジェクトのruntimeとすべてのプロセスはtime remainingの時間が経過すると停止します。time remainingはcompute typeがCPUなら12時間、GPUなら4時間です。GAされるとこのあたりは変わるかもしれませんね。Open projectでプロジェクトを開きます。
Project
Open projectするとほぼJupyterLabな画面とGetting Startedが表示されます。Amazon SageMaker Studio Lab用にカスタムはされているようですがほとんどJupyterLabのまんまです。
まとめ
アカウントができたら試してみようと思います!!!!!!!ただいまお試し中です。
Yusuke Mine(書いた記事を見る)
I get drunk but it's not enough 'Cause the morning comes and you're not my baby.