Cloud AutomatorでAMI作成で元のEC2インスタンスのタグを引き継ぐようになりました

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AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」

本日から「EC2: AMIを作成」アクションで作成したAMIが元のEC2インスタンスのタグを引き継ぐようになりました。

元のEC2インスタンスのタグを引き継ぐ機能について

これまでは元のEC2インスタンスと同じタグを付けたい場合においても、Cloud Automatorでジョブ作成をする際にタグを設定する必要がありました。しかし、今回のリリースで元のEC2インスタンスのタグをそのまま引き継ぐようになったので、今後はEC2インスタンスと同じタグをジョブ作成時に指定する必要はなくなり、タグ付の入力の手間を減らすことができます。

元のEC2インスタンスのタグを引き継ぐ設定方法

デフォルトで有効になります。個別に設定の必要はありません。
また、すでに登録済みのジョブについても元のEC2インスタンスのタグが引き継がれるようになります。

よくある質問

EC2インスタンスについているタグを上書きしてAMIを作成したい

Cloud Automatorの「EC2: AMIを作成」ジョブの設定値で上書きしたいタグを指定してください。
「EC2: AMIを作成」ジョブのタグ設定値が優先されてAMIが作成されます。

EC2インスタンスのNameタグが引き継がれない

Nameは現行の仕様通り Cloud Automator Source Instance Name として引き継がれます。

EC2インスタンスのタグが一切引き継がれない

すでに30個を越えるタグがEC2インスタンスについている場合は、Cloud Automatorの管理用タグとの関連でタグ上限を超える恐れがあるため元のEC2インスタンスのタグは引き継がれません。
EC2インスタンスに30個を超えるタグが付いている場合でも、EC2インスタンスのNameとCloud Automatorジョブ登録時に指定したタグはAMIに付与されます。

終わりに

今後のリリース計画については、ロードマップページにて公開しております。
これからも Cloud Automator をよろしくお願いいたします。

Cloud Automator(クラウドオートメーター)とは、ノンプログラミングでAWS運用を自動化し、AWSの利用を最大限に引き出すサービスです。バックアップや災害対策、AWS費用の削減を実現する「ジョブ」と、AWSがガイドライン通りに運用されていることを継続的に確認する「構成レビュー」という2つの機能をご提供しております。