AWS 認定資格向けの社内勉強会をやったら、合格者が増えている気がする件

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こんにちは。takada@福岡オフィスです。
年も明け、酉年、我らがホークスの優勝が揺るぎない本年、しびれるセリフを言える大人になりたいと櫛田神社にお祈りしました。
たとえば、

「ここは俺にまかせてお前らは先に行け!」
「これは、ク○リンの分!!」
「議論の余地はない!!!」

とはいえ、時には、議論することで理解が深まることもあります。そう、AWS認定資格の社内勉強会とかね。

SA Pro勉強会

 昨年の2016年4月から、毎週1回開催しました。私自身、SA Proの勉強の仕方が分からず、一人では挫けそうだったことが始めたきっかけです。
内容は、毎回担当者を決めて、その担当者がサンプル問題等の解説を書いて発表するというものです。具体的な進め方は以下のとおりです。


担当者は、解説の中で、選択肢ごとに「正しい」か「誤り」かを記載し、その理由を明示する

「問題の答えがどれか」ということよりも、「他の選択肢が何故誤っているのか」ということを理解することが重要です。

担当者は、問題文から概要図を作成する

試験では、問題文から対象のシステムの構成を把握する必要があります。本番の試験でも、これが瞬時にできるようになるため、担当者に問題で題材となっているシステムの概要図を作ってもらうようにしました。
概要図を見ることで、問題で問われている内容を整理することができます。

担当者は、解説を作るにあたり、参考にした資料を明示する

例えば、AWSのドキュメントや各種資料です。これにより、参加者が、担当者の答えに至った論拠を確認できます。また、個々人が、その資料を読むことで理解を深めることができます。

勉強会では、担当者が解説を行い、参加者が意見を述べて議論をし、正解を確定させる

ここが一番重要で、担当者をはじめ、参加者の間でが疑問点などを質問し合うことで、誤った解釈をしている部分が見つけられたり、新たな知識を得ることができます。

時間はきっちり30分

勉強会の時間は30分としました。集中、大事。

 以上のような勉強会をやって、勉強会参加者のうち6名がSA Proに受かることができました。(もちろん、この勉強会だけでなく、個々人勉強した結果だと思います。)
一説によると、切腹プレゼンで一世を風靡している某社代表も、この勉強会のメモを読んでSA Proに受かったとか。



DevOps勉強会

 そして、昨年の2016年10月から寺田さんが、DevOps勉強会を始めてくれました。進め方は、SA Pro勉強会と同じです。
ただ、DevOpsについてはサンプル問題に正答がのっていないので、議論の結果を確かめる方法がない点が難しいです。(その分、SA Pro勉強会に比べて参加者間での議論が活発になっている気がします。)
この勉強会の参加者も、すでに年末から年始にかけてDevOps認定試験を受験しており、4名が合格しています。



まとめ

 今回は、サーバーワークス社内で行っているAWS認定資格向けの勉強会についてご紹介しました。資格試験などは、一人で勉強していると挫折しがちなので、このような勉強会をやってみるのもよいかもしれません。

最後に私事ではありますが、
年末年始のテレビの深夜放送で見た映画版「モテキ」に出演していた長澤まさみの可愛さったら議論の余地がなかったことを報告して、新年の挨拶に変えさせていただきます。
ではでは。