こんにちは、大石です。

当社の東京オフィスは2014年に今の場所(飯田橋)に引っ越してきたのですが、当時としてはかなり先進的だったABW(Activity Based Working)という考え方を取り入れており、フリーアドレスだが「仕事の内容に応じて、その内容に適した場所に自分で場所を変えて仕事をする」スタイルを試してきました。

(オフィスツアーにいらっしゃった方に「フリーアドレスってちゃんと機能しますか?」と聞かれることが多いのですが、うまくいっていたときもそうでないときも知っている身から言わせると「席の余裕があればうまくいく」というのが答えになるかと思います。15パズルをイメージして頂くとわかりやすいと思うのですが、あれはスペースがあるから移動できるのであって、キツキツだと移動ができない、ということと同じ理屈です)

ABWをやってみて良かったことももちろんあるのですが、マイナス面を言うと「集中スペース付近で声を出すことがはばかられる」という点があるかと思います。私たちはリモートワークでも、オフィスワークでも、どちらでも仕事の内容や気分、状況に応じて自分たちで選択できることを大切にしていますが、折角オフィスでやるのであれば(リモートワークでは実現できない)ちょっとした雑談や雰囲気・温度感といったものを味わいたいにも関わらず、集中エリアでは声が出せないのでそうした「オフィスワークのメリットを相殺してしまう」という面もありました。

そこで、今回のオフィス拡張にあたっては「コラボレーションエリアを拡張して、『このオフィス内だったらどこでも話しながら仕事をして大丈夫』という心理的な安全性を確保しよう」ということに主眼を置いて設計しました。
下の写真をみていただければお分かりの通り、カフェ調の外観にゆったりしたスペース、ちょっとした立ち話がやりやすいカウンターに長机、最近人気のファミレス席、壁全面のホワイトボードなど、話しながら仕事をやりやすい環境を整えています。逆に、エンジニアが集中して作業するときに必要になる大きめのディスプレイなどは敢えて置かないようにして、コミュニケーションを促進するようなつくりになっています。


全体としてはカフェを強く意識したテイスト


電話やWeb会議をするために防音のついたてがある席を用意


入ってすぐのところにあるカウンターと緑


最近よく見かけるようになったファミレス席


カフェっぽい席も準備されています

 

もう一つ、こちらのオフィスは「週末は社員の家族にも解放しよう」というねらいを設けています。そのために、セキュリティは「週末だけ社員の家族が使える」ような製品を入れたり、オフィススペース内にストレージ(本棚、書庫、データなど)のようにデータが残るものが一切なく、セキュリティの問題が起きないような作りになっています。
会社から見るとオフィス家賃は2/7(30%近く)が「使わない時間の分も支払う死蔵コスト」になっています。であれば、オフィスとして死んでいる時間帯に使ってもらうことで喜んでくれる人がいるのであれば、セキュリティ問題が起きないように注意を払いながらも、積極的に開放していこう、という考えです。

私たちサーバーワークスは「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」というビジョンを掲げていますが、このビジョンの実現の為には「まず自分たちがはたらきやすくなるべき」と強く考えています。そのために、私たちははたらきやすい環境へのチャレンジをこれからもどんどん推し進めていくとともに、「こうしたチャレンジの実際のところを見てみたい」という方からの見学や実態をみて頂くことも積極的に進めています。もし「新しいオフィスを見てみたい」という方がいらっしゃいましたら、こちらのフォームからご連絡ください!

※なお、今回のオフィス拡張はいわゆる「増床」と同等ですので、(自分から言い出すのもおこがましいのですが)お祝い等はご遠慮しております。何卒ご了承頂ければ幸いです。