Cloud Automator からWorkSpaceを起動できるアクションが追加されました。
「WorkSpaces: WorkSpaceを起動」アクションについて
AutostopモードのWorkSpacesではクライアントアプリケーションからWorkSpacesを起動することができますが、実際に起動が完了するまで若干の待ち時間があり、利用者がすぐには作業を開始できないという課題がありました。
特にWorkSpacesを複数台運用している場合、1台では少しのオーバーヘッドでも全体的なビジネスインパクトは大きくなります。
今回追加された「WorkSpaces: WorkSpaceを起動」アクションを利用することで、上記のような課題を解決することができます。
例えば、タイマートリガーで毎日決まった時刻にWorkSpacesを自動的に起動しておくことで、利用者がすぐに作業に取り掛かることができるようになります。
ご利用方法
Cloud Automatorのジョブ作成画面のアクション選択フォームにおいて「WorkSpaces: WorkSpaceを起動」を選択してください。
アクションのパラメータを入力する画面において、パラメータを設定ください。
その他注意事項
- 実行モードが「AutoStop」のWorkSpaceのみがジョブの対象になります
- 1ジョブで対象にできるWorkSpaceの最大数は100台です
- 既存のIAMロールをご利用いただく場合、IAMポリシーに
"workspaces:StartWorkspaces"
の権限追加が必要になります
より詳しくはこちらのマニュアルをご確認ください。
おわりに
今後のリリース計画については、ロードマップページにて公開しております。
これからもCloud Automatorをよろしくお願いいたします。
Cloud Automator(クラウドオートメーター)とは、ノンプログラミングでAWS運用を自動化し、AWSの利用を最大限に引き出すサービスです。バックアップや災害対策、AWS費用の削減を実現する「ジョブ」と、AWSがガイドライン通りに運用されていることを継続的に確認する「構成レビュー」という2つの機能をご提供しております。